日本のコウホネ属

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コウホネ属の分類形質について

日本のコウホネ属を紹介していきます.でも,実際に野外で見たことがあるのはいまだに,コウホネ,ヒメコウホネ,オグラコウホネだけなので偉そうなことは言えないので,その程度だと思って流してください.
しかも,写真がないので面白くありません(じゃあ,このページはいらんだろう).2002年度はコウホネ,ヒメコウホネ以外のものも調査していくつもりなので,随時アップしていこうと思っています.

ちなみに神戸大学の圃場には,コウホネ,ヒメコウホネ,オグラコウホネ,ネムロコウホネ,オゼコウホネ,サイジョウコウホネ,ベニオグラコウホネ,更にタイワンコウホネがいます.

コウホネ属の分類表は以下のとおり.
 角野(1994)より.
 1.葉は抽水状態
   2.抽水葉は長楕円形〜長卵形,沈水葉は細長い.柱頭の先は柱頭盤からはみ出て歯牙状
     3.柱頭盤は黄色・・・コウホネ
     3.柱頭盤は赤い・・・サイジョウコウホネ
   2.抽水葉は広卵形〜円心形,沈水葉は広卵形.柱頭の先は円頭・・・ヒメコウホネ

 1.葉は浮葉状態
   2.葉柄の断面に小さな穴がある
     3.柱頭盤は黄色・・・オグラコウホネ
     3.柱頭盤は赤色・・・ベニオグラコウホネ
   2.葉柄の断面は中実
     3.柱頭盤の柱頭の先は円頭・・・ヒメコウホネ
     3.柱頭盤の柱頭の先は鋭頭
       4.柱頭盤は黄色・・・ネムロコウホネ
       4.柱頭盤は赤色・・・オゼコウホネ

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