物理学、化学、生物学、地学の4分野にわたって学問内容を広くかつ深く学習するとともに、理科教育学の学習により理科教員として必要とされる基礎的な知識、教育技術、コミュニケーション能力を培います。さらに、教員・学生間や学生同士の日常的な討論を基礎とした科学的な教育観の育成と同時に、教育内容を自身で 構成できる力量を持つ理科教育の専門家を養成します。
1年次においては、教養教育に関する授業科目を中心に学習し、将来教員となる人材に必要とされる広範な知識を身につけます。
2年次においては、物理学、化学、生物学、地学の4分野と理科教育学の基礎的事項を実験・実習を含めて広く学習します。
3年次以降は、物理学、化学、生物学、地学、理科教育学の5分野に分かれ、分野ごとの専門知識を深化させ、それにもとづいて4年次の卒業研究を行います。
卒業研究では、自ら課題を設定する力、従来の研究成果を批判的に評価する力、そして新しいものを創りだす力を養うような質の高い教育をおこないます。