先輩からのメッセージ

37期生 36期生35期生34期生33期生32期生29期生
平成29年度3月修了
37期生 滝本南美 さん
千葉県 養護教諭採用

 千葉県の出身です。四年制大学の看護学部を卒業した後看護師として四年間病院で勤務し、別科に進学しました。平成29年度から千葉県の養護教諭として勤務する予定です。私は学童期や青年期の疾病の一次予防について興味があったため、養護教諭という職業に就きたいと考え、看護師四年目の時に養護教諭の資格を取るために別科への進学を決意しました。

【別科に進学した理由】
通信制の大学で資格をとる選択肢もありましたが、私が新潟大学の別科に進学した理由としては三つあります。一つ目は新潟県には上越新幹線が通っており、首都圏から一番近くアクセスも良い事、二つ目は通信制の大学では資格取得に2年かかりますが別科なら1年で済むこと、三つ目は同じ目標を持つ仲間と一緒に学びたかったこと、です。

【別科での1年間】
 別科に入学してからの1年はあっという間でしたが、多くの学びを得たり、たくさんの思い出を作ることが出来たと思っています。
 別科の先生方からは授業を通して養護教諭として必要なことや心構えだけでなく、教員採用選考のための様々な情報、社会人としてのあるべき姿や行動についてなど、本当に多くのことをご教授いただくことができました。私の場合、授業で先生に質問された内容が、実際の教員採用選考の小論文で出たという経験もあり、別科で学んでいなかったら養護教諭にはなれなかったと考えています。また情報交換や悩みの相談などが別科のクラスメイト同士で出来たことは、私にとって大きな支えになったと思います。他にも私は大学のサークルに入っていたため、全く違う学部の人たちと交流することが出来たのは、楽しかっただけでなく物事について違う視点や考え方を得ることにつながったと思います。

【教員採用選考について】
 私にとって看護師経験があったことは、教員採用選考に合格する上でとても強みになったと思います。実際に勤務し患者様の支援をする中で学んだことは、養護教諭としても生かせると信じています。また自治体によっては看護師経験があると選考内容の一部免除がある場合もあります。早めに受けたい自治体の募集要項や、一緒にその自治体の学校保健に関する施策について調べることをお勧めします。
 大学を出てすぐ別科に進学し教採を受ける方、別科を卒業して看護師として勤務してから教採を受ける方もいますが、私のように看護師として勤務してから別科に進学するという選択肢もあると私は思っています。別科生には様々な立場の方がいましたが、そのおかげでお互いにたくさんのことを学びあえた面もあると思います。

【新潟での暮らし】
 新潟県といえば豪雪のイメージがありましたが、新潟市はそこまで雪が降らないので驚きました(佐渡との位置関係によるものらしいです)し、関東出身者の私でもあまり不自由なく過ごすことができました。また新潟は何を食べてもおいしいと思います。きれいな水と米があり、おいしい食事が出来たことは、教員採用選考や実習などによる疲れやストレスの発散に貢献してくれたと思います。新潟駅周辺は遊ぶ場所やおいしいお店もありますし、東京まで新幹線なら2時間程度で着くので、イベントなどが東京であっても遊びに行くことはそこまで難しくはありません。天候は曇りが多いですが、ずっと空ばかり見て生活するわけではないので気にならないと思います。総じて新潟の暮らしは私にとって快適だったと思っています。

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平成29年度3月修了
37期生 B さん
「後輩への一言」

 新潟大学の魅力は大きくわけて2個あります。
 1つめは実習のカリキュラムです。他の別科は1か月間1つの校種の学校に実習へ行くということが多いみたいです。しかし新潟大学は春と秋に2週間ずつ実習を行います。春と秋に2回行くため校種を小学校、中学校と2つ選べることが多いです。そのため1年間という短い別科生活で、小学生と中学生に触れ合う機会があるため私にとっては収穫でした。私の自治体の教員採用試験では面接で必ず「実習はもうしたか?」「どこの校種でしたか?」「学んだこと?」を聞かれます。そのため、教員採用試験前に実習があったことも魅力だと思います。また他の別科にはない特別支援学級への見学実習も1日あります。特別支援学級というものにイメージがわかなかったためこの実習も魅力の1つだと思います。

 2つめは教員採用試験対策です。別科には別科の先生が2人いらっしゃいますが、教員採用試験対策として、全学教職支援センターがあります。もちろん、別科の先生に頼んで時間を頂いて相談したこともありましたが、私はこの全学教職支援センターを大きく活用しました。毎週木曜の5限の教員採用試験対策の授業を受けるだけではなく、個人的にもアポをとり、教員採用試験のエントリーシートや、模擬授業、面接練習、小論文の対策をしてもらいました。毎週木曜5限の授業は掲示板に貼ってあり見逃しやすいので注意してください。また全学教職支援センターの場所も分かりにくいです。わからなかったら周りに聞いてはやめに行動してください。全学教職支援センターは別科だけではなく他の学部生も利用します。入学してすぐ教員採用試験のエントリー(5月6月)があります。なので入学してすぐアポをとりにいってもいいいかもしれません。

 最後に、私は別科の入学がゴールだと1つも思っていませんでした。なので、別科入学前から、看護の国家試験と範囲が被る「救急処置」「疾病」の教員採用試験の養護教諭の専門分野を東京アカデミーの緑の参考書を用いて解いたりしていました。入学後も、絶対一発合格するという強い気持ちを持ち、勉強しました。無事養護教諭の合格が決まりました。また、予防に関する仕事に興味があったので、県の保健師も受け、合格しました。別科には看護師や養護教諭だけではなく、保健師になる人も結構います。
 1年間自分がどう過ごすかで、進路も変わってくるでしょう。残念ながら別科には養護教諭になりたくて入ってくる人ばかりではありません。正直モチベーションが下がるような発言をする同級生もいました。なので、ともに一緒に頑張れる人を見つけて頑張ってください。私はがっつり勉強!!というわけでもなく、適度に遊びましたが、息抜きしながら、自分にとっての優先順位は何なのかを考え(他人に流されない)、広い視野と行動力を持って過ごすと、いいと思います。1年をどう過ごすかはあなた次第です。ぜひ有意義な1年にして下さい。

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平成29年度3月修了
37期生 千葉知美 さん
私立高等学校 養護教諭採用

別科に進学するまで
 私は別科に入学するまで、地元の病院で3年間看護師として勤務をしていました。臨床経験を通して、改めて健康であることの大切さを実感し、子どもたちに命の大切さや病気を予防することの重要性を伝えたいという思いから養護教諭を志望し、別科に進学することを決めました。全国にある別科の中でも、新潟に決めた理由は、地元から一番近いという理由もありましたが、この「先輩からのメッセージ」を読み、1年間の具体的な大学生活の流れや生活がよく分かったことがきっかけです。

別科での生活
 入学すると、前期の授業が開始するとともに教員採用試験の準備を進めなければなりません。慣れない土地での新生活や初めての教育実習もある中での勉強は、辛いと感じることもありましたが、貴重な経験になりました。別科のクラスメイトは、年代も出身地も様々で、いろいろな考えを持つクラスメイトと過ごす時間はとても楽しかったです。温かく、優しい皆に支えられた1年間でした。

就職を決めるにあたって
 私は4月から私立高校の養護教諭として働くことになりました。就職試験では、「どのような養護教諭になりたいか」「自分がその就職先にどう貢献できるのか」をアピールすることが大切だと思います。

新潟の気候について
 新潟に来て一番驚いたのが気候でした。突然の雷雨、強風、どんよりとした曇り空に最初は戸惑いますが、徐々に慣れるので大丈夫です。冬は突然雪が積もることもあるため、防水用のブーツを持っているといいと思います。

 別科で過ごした1年間は、自分のやりたいことが何か、自分を見直す大切な時間でした。
支えてくださった先生方や友達に感謝の気持ちでいっぱいです。
実習や試験、論文など大変なこともあると思いますが、終わった後には「乗り越えてよかった」と必ず思えます。新潟での生活を楽しみながら、1年間頑張ってください!!

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平成29年度3月修了
37期生 C さん
保健師採用

 私が別科への進学を決めたのは大学4年生の夏です。看護師、保健師実習の中で多職種との連携が大事であると学びましたが、学校保健と地域保健との連携を深めるためにどのようなことが求められているのか、学校側の視点から見てみたいと思い別科への進学を決めました。

 別科入学後は、大多数の別科生が教員採用試験を受験することもあり、私自身も教員採用試験対策を行っていましたが、運良く地元の保健師の募集も出たためそちらも視野に入れながら勉強を進めました。

*教員採用試験に向けた準備
 試験に向けた準備としては、まず受験内容が自治体によって大きく異なるため、受験を考えている自治体の過去問には早めに目を通しておいた方が良いかと思います。
 小論文や面接は教職支援センターが利用できるので是非利用してみてください。

*保健師採用試験に向けた準備
 保健師の募集時期は自治体によって大きく異なります。教員採用試験とほぼ同時期に試験が行われる自治体もあれば、秋以降に一次試験が行われるところもあります。市町村によっては、募集の無い年がある自治体もあるので採用に関する情報収集はこまめに行った方が良いかと思います。
 保健師を受験するにあたり、既に保健師資格を取得している点は有利であると思います。また、別科で学校保健を学んでいるという点は他の人たちとは異なる大きな強みです。保健師を受験する方は尻込みせず、自信を持って受験してください。

*新潟での暮らしについて
 進路が決まり、修了研究論文にも目途がつくと比較的時間に余裕が出来始めます。ウィンタースポーツを楽しんだり、アルバイトに勤しんだりと人によりその過ごし方は異なりますが、私は自動車学校とアルバイトに時間を費やしました。ただあくまでも学生ですので勉学を最優先にしてください。
 気候については雪がほとんど降らない、積もらない新潟での生活は快適なものでした。ただ冬場は何といっても雷がすごいです。あまりイメージはないかもしれませんが県内出身の人に聞くと常識らしいです。

 別科での生活は1年と短い時間ですので、ぜひ満喫してください。

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平成29年度3月修了
37期生 RN さん
保健師採用

【別科を受けた理由】
 私は中学生の頃から養護教諭という職業に憧れを抱いていました。高校時代に出会った先生方のアドバイスを受け、看護師免許を取得した上で養護教諭の免許を取得しようと決意しました。看護大学へ進学しましたが、思いはぶれることなく、4年次に別科を受験しました。縁があって2016年の春、新潟大学養護教諭特別別科に入学しました。

【別科での生活】
 まず別科に来て驚いたことは、看護師経験者が多かったことです。別科の中では同期の仲間ですが、人生においては先輩方であるため、よく相談にのってもらうことがありました。別科は全国各地から様々な年齢や経験者の集まりであったため、この1年間の生活は新鮮に感じました。
 普段の学校生活については、個人的な意見として、前期はとても大変でした。別科での生活に慣れること、初めての養護実習、教員採用試験の勉強と受験…あっという間に夏休みを迎えました。後期は授業数も減りかなり時間ができましたが、グループで保健指導の準備、修了論文の作成などがあり、暇だということはないと思います。ですが、時間を見つけて仲間たちと楽しく過ごしました。

【就職について】
 結論から言うと、来年から保健師として働くことが決まりました。決して養護教諭を諦めた訳ではなく、むしろ養護実習を通して養護教諭になりたい思いは一層強まりました。ではなぜ保健師を受けたのか。私は大学卒業後ストレートで別科に入学したため、働いた経験がありませんでした。教員採用試験を受験して不合格だった場合、講師として声がかかるまで待つことを入学当初は考えておりましたが、必ず声がかかるとは限りません。養護教諭の免許を取得できれば、またいつか教員採用試験を受験することは可能であり、早く就職先を決めて安心したい気持ちが強まっていたため、関心があった保健師の試験を受験しました。無事に試験は合格できたため、今春から地域の方々の健康をサポートする立場として努力したいと思っています。そして、またいつか教員採用試験を受験し、養護教諭になりたい思いを叶えたいです。

【1年過ごして】
 新潟の気候について、私は北陸で育ったため特に違いを感じることはなかったのですが、一つ言うとしたら、大学周辺は風が強く、強風が吹いているときは外を歩くことが辛かったです。傘が何本か壊れてしまいました。防寒対策は万全にしておくと良いです。
 たったの1年しかない新潟生活ですから、ウィンタースポーツに挑戦したり、美味しいお米や日本酒を沢山味わってください。あっという間に別科の生活は過ぎてしまいますが、それだけ充実する期間であるため、看護師免許を持っていて養護教諭を目指したい気持ちがある方は、ぜひ受験されてみてはいかがでしょうか。

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平成28年度3月修了
36期生 後藤未帆さん

 私にとってこの1年は、色々なことを考えた1年でした。

 福島県出身ですが、寒さに弱い私にとって、新潟での生活は生きていけないかも…と想像していました。しかし、別科の教室は、管理をきちんとすれば、便利に使用することも可能です。冷暖房完備、ヒーターやポット、電子レンジなど設備が充実していて、正直、1人暮らしの家より快適でした。(笑)雪も降りますが、少しの雪で交通網がパニックになる関東圏とは違い、除雪車も早くから走っていたり、地域の方々の協力もあったり、特に電車も強かったりで、そこまで雪に悩まされることはないと思います。(雪で電車が止まっても、バスが動いていることがあるので、全く動けない…ということはないです。)日本海側では一生生活できない!と思っていましたが、東日本なら頑張れるかも…と思えるようになりました。

 1年間という短い時間を、どれだけ有効に使えるか、が重要だと思います。勉強をするのも遊ぶのも自分次第、強い意志が必要だと思います。しかし、その中で同じ目標を持つ仲間との励まし合いも頑張れる要素だと思います。別科生は全員が看護師免許を持っていますが、臨床経験者でも働いていた場所は様々です。別科生や先生方から話を聞き、考え方の幅が広がりました。様々な年齢、経験を持つ人と関われるところも、別科の魅力だと思います。

 やることも多いですが、充実した1年にできると思います。仲間と支えあいながら、目標に向かって頑張ってください。

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平成28年度3月修了
36期生 横川翔子さん

【別科への進学】
 私は四年制大学で看護師免許を取得しました。 しかし、周りの友人とは少し意識が異なり、看護師の資格が取得できる大学に入学しながらも、高校生の頃から看護師として働く意志はありませんでした。
別科に関しては、大学入学当時から私の中で選択肢の一つとしてありました。
大学在学中には、様々な出会いや経験があり、他の道に進むことも考えましたが、高校生の頃から教員への憧れがあったこと、健康に関する興味があること、子どもが好きなこと、最後のモラトリアムが欲しかったことなどから別科へ進学しました。

【別科での生活】
 別科には看護師免許を取得しているという共通点はあるものの、幅広い年齢、出身地の学生がいます。
また、別科には委員会活動という学生による主体的な学生生活の運営が求められる伝統があります。
そのため、それまでの学生感覚とは大きく異なった別科での学生生活でした。しかし、これらの環境によって人として大きく成長できたと思います。
一方で、自由な時間も多く、学生生活最後の一年としてふさわしいくらい、やりたいことを全力で楽しむこともできました。

【教員採用試験】
 別科に進学するからには教員を目指し、教員採用試験を受験するということは別科入学前から考えていました。また、別科に入学して3ヶ月で対策をすることは相当大変であることも想像がついていました。
そのため、看護師及び保健師の国家試験の終了後、教員となる友人に教員採用試験についてや勉強方法について話を聞きました。
これが別科入学後スムーズに教員採用試験対策をするのに本当に役立ちました。
入学してから対策をするのではなく入学前から何かしら手をつけておくことをお勧めします。(とはいうものの卒業旅行に行きまくり、ほとんど何も勉強していませんでしたが…)
勉強に関しては、無理をしないことだけが私のポリシーでした。
環境の変化や、別科での教員採用試験モードが息苦しく、ストレスが溜まりそうなら何もしないようにしました。
人はそれぞれペースや勉強方法が違うので、人と比べて焦ることやストレスを溜める必要はないと思います。

【一年を通して】
 私は高校までは京都、大学は横浜、そして別科へ入学して新潟へと来ました。
正直、入学時には新潟に一人も友だちはおらず、遊ぶところは何もなく、天気は悪い日の方が多く、自分の中ですごく冒険をした気分な一年でした。
しかし、友人に恵まれ、自然に囲まれ、新鮮な冬の雪景色を見ることができ、人としてより豊かに、そして成長することができた一年となりました。
この一年、私を支えてくださった方々に深く感謝申し上げます。

また、別科へ入学をされる方は、是非自分なりの目的意識をもって一年間楽しんでください!

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平成28年度3月修了
36期生 A子さん
【別科での生活】

 別科では、4,5,10月に附属新潟小中学校での健康診断実習、6,10月に養護実習があります。ここで、健診の流れや養護教諭の動き等を実践の中で学ぶことができます。実習に当たり、事前に参考書で予習してから行きました。また、現場で分からないことは友人や先生に聞くことで学びを深めることができました。さらに、子どもたちとの実際に接し、子どもの実態を感じることができるとともに、子どもたちからパワーをもらいました。

 次に、講義についてです。講義の中で環境衛生検査の練習をしたり、グループで模擬授業を行ったり、実践が多かったです。また、“養護教諭実践研究”では、毎週、新潟県内の養護教諭や教諭、管理職、地域の保健機関の方などが外部講師として講義に来てくださいます。ここで、講師の方の経験を踏まえての様々な話が聞けます。毎週、多様な話が聞くことができるため、とても楽しみでしたし、養護教諭になりたい気持ちが膨らんでいきました。

【教員採用試験について】

 私は、別科入学前の2月までは看護師保健師国家試験の勉強に勤しみ、3月は卒業旅行で青春を満喫していました。

 4月に入学すると、一次試験までは3ヶ月しかありません。手始めに、参考書を買いました。東京アカデミーの「養護教諭」「教職教養」、自治体の「養護教諭参考書・過去問」「教職教養過去問」です。主に使用したのは東京アカデミーで、講義が終わったら図書館に行き勉強しました。「養護教諭」に関しては間違った箇所をチェックして、付箋にまとめました。一次試験終了までに5周くらいしたと思います。「教職教養」に関しては、自治体によって出やすい分野があるためその分野を中心に勉強しました。

 面接は、教職支援センターで面接練習を何度も行いました。センターの先生はとても熱く親身に関わってくださいました。願書のPR欄も指導してもらいました。

 二次試験は面接と実技と小論文と英会話でした。実技は友人と出やすい箇所を中心に練習しました。面接と小論文は教職支援センターの先生に指導してもらいました。英会話はYouTubeで検索したり、過去問を解いたりして少し練習しました。
短期間であるため、全力で取り組みました。これでよいのかと葛藤の毎日でしたが「やるしかない」と思って机に向かいました。

【新潟での生活について】

 みんな教員採用試験までは忙しいですが、その後は、たこ焼きパーティやソーセージパーティ、鍋など楽しく過ごしました。また、別科の教室には、休日や夏休みも学生がいて、一緒に勉強したり、おしゃべりしたりして楽しい休日が過ごせました。(私は初めての一人暮らしだったので、寂しくなれば、すぐ学校に行きました。)学生生活最後の一年です。ぜひ存分に満喫してください。

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平成28年度3月修了
36期生 B子さん

 高校生の時から養護教諭を目指していた私は、大学を卒業したら別科に入学し、養護教諭になりたいと思っていました。大学で4年間看護学を学び、卒業してすぐ別科に入学しました。

 いざ別科に入学してみると、4月は入学式やオリエンテーション、5月は健康診断実習、6月は教育実習、そして7月は教員採用試験と、本当に採用試験まで時間がなく、あっという間でした。採用試験の勉強は早くからはじめておいた方がいいよ、と言われていましたが、ほんとにその通りです。私は何の参考書を使って勉強したらよいかわからず、勉強が進みませんでしたが、多くの人が東京アカデミーの参考書を使用していました。基本的には、問題集を繰り返し解き、自分に合った勉強方法見つけるのが良いですが、自分の受験する都道府県は一次試験や二次試験に何があるのかをしっかりと把握することが大切です。都道府県により、一次試験は筆記試験のみや、筆記試験に加え面接試験もあるなど大きく違います。4月から勉強を始めるとすべての範囲を勉強する時間はなかなかないです。時間が限られている分、情報収集をしっかりと行い、対策を立てて取り組むとよいです。私が受験した県は、一次試験が筆記試験のみだったので、ひたすら知識を頭に詰め込みました。二次試験は面接、小論文、実技がありました。面接は教育支援センターに行ったり、実家に帰って親に聞いてもらったりしました。面接は決して得意なほうではありませんが、回数を重ねることで上達すると思います。

 今思い返せば、あっという間の一年でした。初めて実家を離れ一人で生活しましたが、特に気候が地元と全く違い、冬は新潟にいることを実感することが多かったです。個性豊かな仲間と過ごした1年間、多くのことを学び新たな考え方を知ることができました。  是非皆さんも別科に入学し、やりたいことをやり、充実した一年にしてください。

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平成27年度3月修了
35期生 A さん

 別科での一年は今までに体験した時間の中で、一番時の経つのが速く感じた一年でした。

 4月の入学式を終え、5月に健康診断実習、6月には学校での実習も始まります。7月に教員採用試験も控えているため、参考書を購入し、自分でノートを作りながら勉強をしました。8月から夏休みに入り、地元に帰りバイトをしながら二次試験の対策を行いました。8月下旬に二次試験があり、10月の初旬に合格発表があり、合格することができました。10月以降は秋期の実習や授業、論文、試験などで忙しく、あっという間の一年でした。

 教員採用試験の勉強は、自分に合う勉強方法を見つけることが大切だと思います。私は当初、図書館で夜まで残って勉強をしようと考えていましたが、いざ図書館にいってみると空気がなんだか合わず、最終的に自宅で勉強をするようにしました。

 春期の実習は、なぜこんな早い時期に実習をさせるのかと感じるかもしれませんが、採用試験で小論文や面接を行う際に、実習での体験は大いに役に立ちます。全力で実習を行うのが良いでしょう。

 初めにも記しましたが、別科での一年は本当に早いです。悔いの無いように、やりたいこと、やるべきことをやってください。

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平成27年度3月修了
35期生 B さん

 別科に入る前、入学前から早めに教員採用試験(以下教採)の勉強は始めた方がいいと先輩から言われていました。しかしどうやって、何を勉強すればいいのかわからず、学校で勉強の仕方を教えてくれるのではないかと思い、また学校に入ってから講義もあるのだし、そこから勉強始めればいいやと思って何も勉強せずにいました。

 実際に入学してみて、その考えは間違っていたということがわかりました。別科は日本各地から人が集まっており、教採も各都道府県によって試験内容が異なります。そのため看護の国家試験とは違い、自分の受験する県の参考書・過去問を見ながらひたすら自分一人で勉強しないといけないことがわかりました。また7月上旬の1次試験までは4月に入学後では約3か月しかありません。その間に春期教育実習も挟んでいるため本当に時間はありません。でもやれば受かります。入学当初先生が、別科には過去朝4時から学校に来て勉強して受かった人がいるとおっしゃっていました。私はそこまでは無理でしたが、朝6時頃から講義開始までの時間、放課後別科教室や図書館に残り夜10時までやれば相当な時間がとれます。私が受験する1次試験はペーパー試験のみだったので、詰め込みでいかに暗記したかになりました。これはひたすらやればいけます。

 養護の勉強については、過去問を解き始めると覚えることの膨大さに驚きながらもとにかくやるしかないと思いました。パソコンを横に文部科学省のホームページ等を開き必要なページを印刷して直接重要なところにマーカーを引いたりして、1つずつ解き、その解説を読んでという作業をしました。やっていて思ったのは看護と養護は違うということです。看護の時の知識で小児疾患に関してや解剖生理に関してはある程度カバーできますが、その他はほとんど新しいことで覚えるのが大変でした。講義では多少試験に関わる内容も行っていますが、それだけでは全く足りませんし、講義の進度に合わせていては7月上旬にある1次試験には間に合いません。講義は復習と思った方がいいと思います。養護に関する講義は試験に関してよりも、講義の中で実際の現場のお話を聴くことも多くなるので養護の基礎的な考え方が身に着くのではないかと思います。また、2次試験や面接等に役立つのではないかと思います。

 教職教養の勉強については、学校で教採用の講義が開かれていて、前年度の試験の解説講義をするときがありました。そこで全国の教職教養の問題を集めた冊子を貰えます。教職教養は全国どこでもだいたいどこを出題するかということが被ってくるので、いただいた冊子の問題と、出題されることの多い法律等を覚えればだいたいできると思います。

 一般教養は養護の覚える量の膨大さに手が回らず、私の受験した自治体では配点があまり多くなかったこともあり、ほとんど勉強せず試験に臨みましたが、幸いあまり難しい問題も出なかったので、なんとかなりました。

 小論文は学校での模擬試験で2,3回やり、別科は別科の講義で教採用の講義を受けられないことが多いのですが、受けられるときに教採の講義を受けてポイントを確認した程度で、ほぼ何もせず試験に臨みました。

 教採の勉強をする際には、自分の受ける場所の各試験の配点等もよくみてどこを勉強するか決めた方がいいと思います。全てを網羅して勉強する時間は、入学してから勉強を始めたのではとてもありません。

 1次試験終了後から結果が発表になるまで私は2次試験の勉強は何もしませんでした。気が気でなかったということと、2次試験は実技と面接だけだったということからほとんど知識を問われることがなかったためです。1次試験に合格したことがわかってから2次試験について取り組み始めました。共に1次試験を通過した友人と日赤の救急処置の本を使いながら実技練習を一通りするのを2,3回やり、あとは実家に帰って家族を練習台に実技練習をしました。

 面接については過去の先輩方が残してくださったものから質問事項を書き出し、それに対しての自分の回答を用意して暗記しました。面接についてはあまり不安に思っていなかったので特に練習せず臨みました。実際に面接を受けてみて、用意していた回答は3つくらいしか使わず、あとはその場で考えるという質問ばかりでした。用意しきった回答をただ読むように言ってはあまり良くないと言われていたこともあり、あまりガチガチに文章を作る必要はなく、根底の考え方を決めておけばあとは自分をそのまま出していけばいいのではないかと思います。


 1年間という短い時間で、教採のための勉強時間はもっと少なく、余裕はありません。入学後初めてでわからないことも多く大変だと思いますが、養護教諭になるのだという強い気持ちを持って、前期勉強に打ち込めば、合格することは決して不可能ではありません。是非とも、頑張ってください。

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平成27年度3月修了
35期生 C さん

 私は、この3月に別科を卒業して4月からは、乳児院で看護師として働くことになりました。別科にきて子ども達のこと、子ども達を取り巻く環境の変化について学んでいくうちに、もっと子ども達のことを知って、自分に出来ることを見つけたいと思い、養護教諭ではなく乳児院で看護師として働くことを決めました。きっと、別科に来ていなければこういう風に考えることはなかったと思います。

 私は、養護教諭への強い憧れから病院を辞め、別科に入学しました。養護教諭に対しての強い憧れが大きく実際の今の子ども達の現状や 学校では今、何が起こっているのか等々ほとんど知りませんでした。そんな中、別科での講義や養護実習を通して様々な環境の元学校に通っている生徒がいることを知りました。中でも養護実習において、施設から学校へ通っている生徒と接する機会がありました。それまで、私はこのような経験をしたことが無かったため、ただ、こういう生徒もいるのだという感覚でしかありませんでしたが、生徒と関わっていく中で公立高校に合格出来なければ施設を出なければいけない事や大人に対して、何も期待していないと発言する生徒にどうしたら少しでも考えを変わってもらえることが出来るのかと2週間考えましたが、答えは見つかりませんでした。答えが見つからないのは当たり前で、私がこのような経験をしたことが無かったからです。この養護実習がきっかけとなり、施設で働き子ども達の実態を知り、どのように関わることが子ども達への理解につながるのか知りたいと思い施設で働くことを決めました。実際には乳児院で働くことになるため、中学生、小学生と密に関わる機会はないとは思いますが、幼少期からどのように子ども達と関わりを持っていくことが必要なのかを仕事を通し、別科で学んだことを活かしながら学んで行きたいと思います。きっと子ども達の育ってきた環境や現実に私自身がつらくなってしまうこともあると思いますが、それでも、今の現実を知り、子ども達との関わりを学び少しでも自分に出来ることを見つけたいと思います。そして、いつになるかわかりませんが、私が子ども達に出来る何かを見つけたいと思います。

 ●新潟での暮らし
 千葉から新潟に来た私にとって新潟のこの曇り空に驚きました。初めのうちはこの連日の曇り空に慣れず気分も落ち込んでいきましたが、それでも、時々訪れる晴れの日は何かをしなくてはもったいないと思うようになり千葉に居た時よりも外へ行動するようになりました。そして、初めて見るような雪の量にも驚き、雪国ならではのスキーに今年初挑戦しました。新潟での生活は、初めは天候に左右されることも多いと思いますが、関東の人にとっては滅多に体験出来ない事だと思います。1年と短い時間ぜひ満喫して下さい。

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平成27年度3月修了
35期生 D さん

 養護教諭2種免許は、持っているし。いつかは、養護教諭になれるだろう。私は、別科に入学する前こんな風に考えていました。

 しかし、看護大学の先生に勉強するなら一度働いたりせず進学した方がいいと勧められ進学を決めました。

 別科での日々は、養護の仕事に就くにあたり今まで知らなかった知識を多く学ぶ事が出来ました。こんなことも、この仕事もと、養護教諭の学校での具体的な動きが見えました。やはり、2種免許だけの学習では足りなかったと痛感しました。

 私は、今年度の教員採用試験に合格することは出来ませんでした。しかし、新潟大学、別科に入学したことで先生方の繋がりなどから高校の養護教諭の職をご紹介して頂き、4月から働くことになりました。また、講義で新潟県内の養護教諭の方に沢山接する事も出来ました。人と人との繋がりを得られるところも、別科の強みだと思います。

 養護教諭になりたい人、少しでも興味のある人は、一年間じっくりと別科で学んでみて下さい。きっと充実した一年間を過ごすことが出来ます。

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平成27年度3月修了
35期生 岡本 さん

別科で得たもの・・・
 私が別科に入学した理由は、予防医学や教育に興味があったこと、看護師時代の経験から精神的支援に関わっていきたいと思ったからです。結局、私は養護教諭としてではなく、企業の保健師として働く道を選びましたが、別科で過ごした一年間は今後の自分の大きな糧となるものであったと思います。予防的視点の重要さや教育という奥深さを知ることが出来ましたし何よりも、自分の考えを相手に伝えるということが鍛えられたことは私にとって大きく意味のあるものであったと考えています。

 別科は年代の違う集まりでしたが、その中でも互いに刺激を受けたり協力しあったりできる友人達ができました。別科での経験は辛い事もたくさんありましたが、自分を成長させてくれたものであったと思います。

新潟の気候について・・・
私は別科に来るまで、静岡県から出たことはありませんでした。暖かい気候の中で育ってきたため、初めは新潟の気候に耐えられるかかなり心配でした。ですが、意外と過ごせるものだと一年間住んでみて思います。もちろん静岡に比べたら寒いですし、強風や突然の雷はびっくりしますが、思ったほど雪も降らないので、気候で悩まれている方はあまり心配せず、新潟を満喫されることをおすすめします。

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平成27年度3月修了
35期生 赤塚 さん

 「子供に役に立つ仕事をしたい」とただ自分の使命感と夢を抱き、養護教諭という職務も分からず、11年間の看護師臨床経験から新潟大学養護教諭特別別科に入学しました。

 入学時、笠井直美先生より「養護教諭としての意識と自覚をもって、知識、教養、そして美しい振る舞い実践すること」と言葉が私の、養護教諭としての自覚をより一層高めてくれました。  養護教諭特別別科で過ごした1年の時間に無駄な時間はありませんでした。すべてが、養護教諭としての力の糧になります。5月、6月、7月には養護教育実習、教員採用試験勉強があり、非常に多忙のなか、知識と実践を詰め込み疲弊します。しかし、その力は必ず実り、秋の養護教育実習ではより広い視野で児童生徒と関わり、養護教諭としての職務をより理解できます。また、学校での授業に関しても、それぞれ異なる価値観、また世代の違う仲間で行う模擬授業やグループワークではその連携や役割、また相手を思いやる気持ちと同時に、協働で一つのものを作りあげる喜びや、学びを深めることができます。

 私は1年間、挫折や失敗も経験し、何度泣いた日々もありました。しかし、そんな時も自分を支えてくれる仲間、先生がいます。どんな時も辛く、苦しい時もありますが、別科生の素晴らしい仲間、先生、そして実習で出会った子供たちが私を支え、そして成長させてくれました。そのみなさんに、私は養護教諭として、子供たちや先生に恩返しをし、そして子供たちの成長を導く人になりたいと、入学時より一層高まりました。

 1年間の知識、経験を積み重ね、私は4月から夢である養護教諭として働きます。今、不安な気持ちで一杯ですが、希望と楽しみでわくわくします。どんな養護教諭になるか、1年間の学びを活かして、仲間と先生方から頂いた優しさと愛情を、私も子供達に捧げることのできる養護教諭になりたいと思います。

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平成27年度3月修了
35期生 大塚 さん

 私は看護師の経験を経て新潟大学養護教諭特別別科に入学しました。別科では1年間という短期間で非常に多くの事を学びます。そのため、入学してからすぐに健康診断実習があったり、教採前には春期養護実習があったりと、忙しく日々が過ぎ去ります。なかなか時間の確保が難しいですが、教採に向けて計画的に、そして優先順位を考えながら勉強を進めることが大切だと思います。

 私は、一次試験対策では自分の苦手としている教職・一般教養試験対策を重点的に行いました。地方自治体の過去問題集を購入し、繰り返し問題に取り組みました。特に分からないところは参考書を用いて理解するように努めました。同時に小論文や模擬授業対策もしなければならなかったので、それぞれ時間を決め、その日の到達目標を決めながら行っていました。大学には、願書や小論文、面接などの指導をしてくれる教職支援センターがありますが、私が予約しようと訪ねた時にはすでに予約が埋まっており、見てもらうことができませんでした。もし活用したい場合は早めの予約をおすすめします。

 二次試験では、実技や面接があったので、今までの試験の報告書等から傾向を探りました。そして夏休み中に、大学で他の別科生と一緒に実技の練習をしました。面接練習では、先生に練習をしていただいたり、なぜ自分が養護教諭になりたいのかを改めて考えたりしました。それは、自分自身を見つめなおすきっかけともなり、私にとって良い機会となりました。面接では自分の思いや熱意を伝えることが大事だと思います。

 教員採用試験の難易度は耳にしており、まさか自分が教採に合格できるとは思ってもいませんでした。ですが、初めから「後悔だけはしないようにしよう」「今の自分が持てる精一杯の力を出し切ろう」という強い気持ちを持っていたのは確かです。そして、その気持ちをいつも自分自身に言い聞かせることで、自分を奮い立たせていたのだと思います。

 さらに、教採にむけて一生懸命努力している他の別科生の姿は、私にとって、大きな励みとなりました。同じ目標に向かう友人がいることは、とても力になります。

 入学して初めは慣れない環境で戸惑ったり、悩んだりすることもあるかもしれませんが、別科の友人達と励まし合い、支え合いながら、養護教諭になるという夢を叶えられるよう頑張ってください。

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平成27年度3月修了
35期生 池上 さん

 私は、看護系大学卒業後、4年間の看護師時代を経て、新潟大学養護教諭特別別科に入学しました。そして、平成26年度横浜市養護教諭教員採用試を受験し、合格することができました。

別科入学の動機
 看護師として働きながら、養護教諭を目指していましたが、現代の学校教育や、学校で子供が抱える健康課題などの知識が欠けていました。学校保健、教育学の知識を身に着け、実習を通して、学校現場で養護教諭がどのように働き、子供達と関わっているのか知りたく、別科の入学を決めました。

教員採用試験対策
 入学して早々に、教員採用試験対策について先生方からお話があります。少しでも早い準備をするよう促してくれます。別科の先生や外部講師としていらっしゃる先生方も、教員採用試験対策を授業に取り入れてくれます。
1次試験対策:横浜市の1次試験(筆記試験)は一般教養・教職教養・養護教諭の3科目でした。過去問から傾向をつかんで、無駄な勉強はしないということが、鍵だと思います。また、全国模試を受けていました。模試は、問題ごとの正答率が出るので、みんなが出来ているのに、落とした問題をチェックし、苦手な部分を潰していきました。範囲が膨大なので、正答率が高い問題は必ず解けるようにし、正答率が極めて低い問題は、捨て門にしました。
2次試験対策:2次試験対策も、入学して間もなく、別科の先生方が実際に面接をしてくれます。集団討論も指導してもらえます。早々に2次試験の焦りが出て、1次試験と並行して対策ができます。
 横浜市の2次試験は、模擬授業・集団面接・個人面接・ロールプレイ・小論文でした。模擬授業は、別科の友人に生徒役になってもらい、練習しました。保健の授業を行います。個人面接カードと、面接練習は新潟大学の教育支援センターにお世話になりました。横浜市の教育施策や教育課題を把握し、養護教諭として横浜市で働くビジョンを思い描いて本番に臨みました。

看護師から養護教諭へ
 養護教諭は、看護系であったり、教育学系であったり、栄養、スポーツ健康科学など、多様な分野で免許を取得するシステムがあります。養護教諭といっても、強みがそれぞれにあることも、魅力的だと思っています。私自身としては、救急看護の経験が大きな強みです。実習先で、怪我の処置や、緊急度の判断をする際、救急経験が活かせると実感しました。しかし、学校にいるのは、看護師ではなく、養護教諭です。業務内容も、視点も、異なります。別科に入学し、実際に学校で子供たちと触れ合うこともでき、そこから学べたことは、学校現場であるからこその、看護師では得られなかった学びでした。なにより子供たちと関われることが幸せでした。別科では、日々、養護教諭としての知識が身についていくと思います。

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平成27年度3月修了
35期生 池田 さん
◎保健師に関して

・別科への進学を決めたのは大学3〜4年の頃です。大学の保健学科でも養護教諭1種免許は取れましたが、1年の頃より授業を取っておく必要があったということと、保健師や養護教諭に興味があったため、もっと「保健」について勉強したいという思いもあり、別科の存在を知って別科への進学を決めました。

・保健師と養護教諭のどちらを目指すかすごく悩みましたが、別科で勉強しながら保健師を目指すことにしました。前期は授業も多く、公務員試験は春の養護実習直後から始まるため、4月から少しずつ勉強することが大切だと思います。

・筆記試験や面接は、授業や実習と並行して受けていたので少し大変でしたが、強い意志があれば大丈夫です!笑

・別科では養護教諭になるための勉強をしましたが、保健師になるにあたり、この1年間があって本当によかったと思っています。養護教諭に関することだけでなく、地域保健についてもより理解を深めることができました。特に実習では様々な経験をすることができ、社会人としての心構えや組織内外と関わり連携することの大切さを学ぶことができました。 ・別科では授業や実習など毎日やることも多いですが、保健師を目指すことは十分可能です。別科で勉強してから保健師になることは、決して遠回りではなかったと感じています。自分の目指すものに向かって頑張ってください!!!!

◎新潟市の天気について

・新潟の冬は、常に雪が降っているという印象があるかもしれません。私は県内出身ですが、新潟市は県内の中でも雪はとても少ないです。年によって降雪量は違いますが、比較的晴れ・曇りの日も多いです。シーズンに数回大雪が降ることもありますが、滑らないブーツがあれば乗り切れます★風が強くて傘が壊れてしまうことの方が深刻です(笑)

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平成27年度3月修了
35期生 福間 さん

 私は島根県出身で、別科に来る前は看護師をしていました。
 まず、なぜ遠い新潟大学の養護教諭特別別科を受験したのかということからお話したいと思います。答えは単純で、新潟県は訪れたことがなかったからです!同じ学ぶなら、自分の知らない土地についても学びたい!一石二鳥だ!!といったところです。慣れない土地なんて心配…不安… そうです!もちろんそうなのですが、それがいいのです!知らなかったものごとや、気付かなかった自分の一面、自分の地元の魅力…知らない土地に来たからこそ、そこから学べるものが必ずあるのです。でも新潟は気候が心配…そうですね、お世辞にも晴れの県とは言えません。でも人生のうちのたった1年!帰省した時の晴れを喜ぶもよし、ウィンタースポーツを楽しむもよし!気候をどう捉えるかは自分しだいだと思います!

 次に、受験理由です。私は「養護教諭免許取得」が目的でした。養護教諭にならなくても、学んだことは必ず今後活かしていけるため、教員採用試験も受験するつもりは、全くありませんでした。

 入学後についてです。教員採用試験を受けるつもりが全くなかった私ですが、入学後、別科全体が教員採用試験に向けてムードを高めているのを感じ、"受験のために地元にも帰れるし、せっかく別科に来たし、一生に一回教員採用試験を受けてみるのも、いい経験になる"と思い、ギリギリまで迷って受験を決めました。というわけで、私はギリギリになってから過去問や参考書を買い、試験前日まで新品そのものでした!!ただ、私は授業に関しては集中して受けていました。配布資料、先生の発言など、試験対策の宝だと思います。勉強方法は人それぞれだと思うので、他人と比較して焦ることは無用です!

 一次試験の結果は合格!? "二日酔いだから見間違えてるんだ!"と思い、家族に確認の電話をするくらい信じられませんでした。二日酔いだったんですね〜…(汗)

 二次試験は、受験するかどうか一次試験より悩みました。母の、「二次試験は、誰でも味わえる緊張感じゃないよ」の言葉が、私の受験を決意させました。「小論文、救急処置、ロールプレイ、3分間自己PR、個人面接×2」これが、2日間にかけて行われました。二次試験対策と言えば、自分自身の経験を振り返ることでした。"今までの自分の全ての経験は、今からの自分の経験に必ず活かすことができる!!"私はいつもそう思っています。努力してきた人は、努力することを知っている強み。苦労してきた人は、苦労を知っている強み。楽をしてきた人は、楽できる何かが備わっている強み。これは、何が備わっているのか自己分析する必要があります。全ての経験を強みとして、今後に活かすことができるのです!

 二次試験の結果は合格!今度は二日酔いではありませんでした(笑)

 4月から養護教諭としてスタートすることに対し、正直、"本当にこれ(流れで養護教諭になること)で良いのかな"と思うこともあります。でも、まだ始まってもいないのに、この選択が良いか悪いかなんて誰にもわかりません。選択してきたのも自分自身です。職場は、医療現場から教育現場に変わりますが、毎日患者さんからたくさん学んできたように、今後は子供たちからたくさん学び、そこで責任感や、やりがいをまた見つけていくのだと思います。 人と同じである必要なんてないのです!自分らしい別科生活を見つけてください(o' v 'o)

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平成27年度3月修了
35期生 福田 さん

・養護教諭特別別科への進学
 元々養護教諭になりたくて新潟大学医学部保健学科に入学しましたが、勉強の忙しさや、養護教諭への道が狭き門であること、小児看護への興味の深まりなどから、一度は養護教諭の道を諦めました。病院で働いてみると、学校・家庭での問題や事故で病院に来る子供も多く、このような子供を減らしたい、子供の生活においてより身近な学校で子供と関わりたいと思いました。そこで、新潟大学養護教諭特別別科への進学を決めました。

・教員採用試験に向けた準備

 4月に入学し、下旬から過去問などの教材で勉強を始めました。別科は週5日授業が詰まっており、健康診断実習、養護実習、その他の研修会などもあり、勉強できる時間は限られています。私は、朝は7時〜教室で、授業後は22時まで図書館で勉強しました。別科の教室には、参考になる資料や雑誌が多くあり、たくさん活用させてもらいました。授業や実習で忙しく、採用試験の勉強が全くできない時期も多いので、できるときにできることをするとよいと思います。新潟県の二次試験の項目として面接と実技があるので、夏休みの間は毎日学校で友人と練習しました。教育学部の教職支援センターでも、面接や願書の書き方など教えていただき、とてもお世話になりました。

・クラスや環境

 クラスメイトは、大学や専門学校を卒業してすぐに別科に入学した人や、看護師経験を積んで入学した人など様々で、色んな考え方の人が集まっていてとても楽しいです。皆志高く、しっかりしていて、授業や実習、放課後など様々な付き合いができ、人間関係も多く学びました。授業についても、それぞれの先生方が熱心に教えてくださいます。天候として、稀に冬に大雪となる年もありますが、わりと過ごしやすいと思います。紫外線も少ないですし、特に快晴のときは海も山も綺麗です。

・最後に
 1年間があっという間で毎日必死でしたが、良い環境や先生方、大好きな友人に囲まれ、充実した1年間でした。まだまだ自分に自信はありませんが、看護師時代・学生時代の経験や、別科で出会った人、学んだことは本当に財産だと思います。入学前、1年間また学生に戻ることは、初めは回り道かと思いましたが、無駄なことは何一つありませんでした。養護教諭や、養護教諭以外の職業を目指している人でも、1年間の教育・医療の勉強をじっくりでき、色んな人と出会って貴重な経験ができると思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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34期生 松 映里奈 さん
富山県養護教諭

 私は本年度無事に志望する県の教員採用試験に合格しました。入学して不安だらけの学校生活でしたが、先輩方の合格体験記を読んで頑張ろうと思ったことを今でも覚えています。私が教員採用試験までどのように過ごしたか紹介することで、皆さんの参考になればうれしいです。

 4月は、入学して落ち着く間もなく健康診断実習などの行事があり慌しかったです。私は大学4年間、一人暮らしをしていたので、一人暮らしの生活には慣れていましたが、初めて一人暮らしをする人や寒さに慣れてない人にとって環境の変化は大変なストレスだと思います。専門学校とは違い自分で授業を組まなければならないカリキュラムなど大学の仕組みに戸惑っている友達も何人もいました。不安な気持ちはみんな一緒なので、他の別科生と協力して乗り切りましょう。実習はクラスのメンバーと仲良くなる良い機会だと思います。教員採用試験を受けようと思っている人はこの時期から問題集を買い、問題に取り掛かります。受験する都道府県によって出題範囲の傾向が違うため、傾向を調べて自分に合った問題集を購入すると良いと思います。私は、東京アカデミーの養護教諭の問題集と協同出版の過去問シリーズを購入しました。とにかく覚えなければならない内容がたくさんあり、時間もないので焦ると思います。教員採用試験までの3ヶ月のうち、実習が二週間、学校の行事や授業もあります。先を見通して行動しましょう。私は、前年度に他県で教員採用試験を受験していたため(その時は雰囲気を掴むための受験で何も勉強できませんでしたが)、初めて受験する人と比べれば少し心にゆとりがあったかも知れません。サークルの勧誘や他学部とのお花見など楽しい誘惑が多いと思いますが、自分が何を最優先したいのかじっくりと考えて行動したらよいと思います。別科に入学して驚いたのが、全員が教員採用試験を受験しないということです。受験を考えている友達と情報交換しながら、協力し合って勉強することでモチベーションを保ちました。

 5月は、引き続き健康診断実習があったり、研究授業の見学にいったりと忙しい日々です。教員採用試験に向け、自主的に模試を受けたり、願書の作成を行ったりします。どこの教員採用試験を受けるのか真剣に悩む時期でもあります。私は併願しませんでしたが、教員採用試験の雰囲気を掴むために他の都道府県を受けてみても良いと思います。私は前年に他県の教員採用試験を受けてみて、集団面接で受け答えのとても上手な受験生に出会い“こういう風に答えればよいのか”と勉強になりました。また、他の都道府県を受験した友達に問題を見せてもらうと自分の県と同じような問題が出題されていました。他の県を受けることで第一志望都道府県の試験のプラスになることも多いと思います。よく考えてみてください。また、この時期にぜひ教職支援センターを利用することをおすすめします。私は願書提出までの期間が短く利用できなかったのですが、教育現場で校長先生を経験された先生方が願書に目を通してくれます。私も面接練習や模擬授業の練習、小論文の練習などで大変お世話になりました。採用する側の目線でアドバイスをくれるので、とても参考になります。人気で予約をしなければならないのですが、私が2次試験で奇跡的に合格したのも2次試験前にぎりぎりになって先生方のお世話になったからだと思います。教育学部が教育対策支援プログラムというものも教員採用試験を受験する学生に行っており積極的に参加していました。教職教養の過去問がもらえ、出るポイントを教えてもらえるので時間の限られている私には助かりました。実際の試験問題でも、ここで教わったことが出題されました。この頃は土日はもちろん、授業が終わった後は教室に残り、夜遅くまで友達と勉強をしていました。私は家では勉強できない性格なので、別科の教室を利用していましたが、図書館なども新しくきれいになったので良いかもしれません。

 6月は、2週間の養護実習が始まります。初めての指導案作りや保健だよりの作成など戸惑うこともたくさんありますが、子どもたちと実際に触れ合うことで、自分の中で理想の養護教諭像を確立することができたように思います。勉強しているだけではわからない体験がたくさんでき、考えも深まりました。新潟の別科では、前期と後期の2回実習に行くことができ、小学校と中学校どちらも体験できます。また、教員採用試験前に実習にいくことで、実習の経験を面接や小論文など教員採用試験に活かすことができるので大きな強みだと思います。実習中は試験の勉強はできませんでしたが、実習後再び気合を入れなおして、朝も早く来て問題集をこなしました。覚えにくい数字や人の名前は友達みんなで頑張って語呂を考え、暗記していました。

 7月は、いよいよ教員採用試験が始まります。試験日ぎりぎりまで粘り勉強しました。今までの成果を発揮できるかとても不安な気持ちでいっぱいです。最後に別の参考書に手をつけてしまい、試験では見たことあるけれど正確に書けないといった曖昧な回答をして後悔しました。

 8月、9月は夏休みです。教員採用試験の1次試験を合格した人は、2次試験対策を行います。学校で友達と面接練習を行ったり、先生に模擬授業を見てもらったりして試験に備えます。私は思ったより1次試験に手応えがなく、落ちたと思っていたため1次試験の合格発表まで2次試験の勉強をしていませんでした。1次試験の合格発表から2次試験までの期間は約2週間だったので、焦って準備をしたのを覚えています。2次試験受験日の二日前に教職支援センターの先生に小論文の添削と模擬授業と面接を見てもらいました。このときの模擬授業は、6月の実習で行った授業をみてもらいました。

 前期は教員採用試験中心の生活ですが、同じ目標を目指す仲間と一緒に取り組むことで、一人では出せない力を発揮できたように思います。教員採用試験は何があるかわからないので、最後まであきらめず悔いの残らないように取り組んでください。応援しています。

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33期生 綿野 愛さん
石川県川北町立橘小学校 養護教諭
〜〜 平成27年度石川県教員募集パンフレット「教室へようこそ」から抜粋 〜〜

教員を志した理由
 一番の理由は子どもが大好きなことです。看護を学んでいる時に、健康の大切さを感じ、そのことを大好きな子どもたちに伝えたいと思いました。

モットー
 子どもたちの話を最後まで聞くよう心がけています。子どもたちの目標に立って話せるような養護教諭が目標です。

感動エピソード
 傷に砂がついた状態で、鼻血が出ても鼻を押さえないで保健室に来る子どもが多かったため、怪我の手当について子どもたちに話しました。子どもたちから「水で洗ってきたよ。」「自分で鼻血を止められたよ。」という声を聞くようになり、嬉しく思います。

教員採用試験受験者へのメッセージ
 毎日、様々な発見があり、とても充実しています。みなさんにもこの充実感を味わってほしいです。将来を担う子どもたちのために一緒にがんばりましょう。

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32期生 金子さん
川崎市養護教諭

別科入学の動機
 養護教諭を目指そうと思ったときから、専門学校で看護師の資格を取って、別科に進もうと考えていました。というのも、高校でお世話になった養護教諭が看護師資格を持っていたからです。学校現場に出ると、実際にはメンタルや相談で来室する生徒より、怪我や体調不良で来室する生徒の方が多く、その時に適切な判断や処置をするためにも看護師の資格があると大きな力になる、というアドバイスをもらいました。
 新潟大学の別科を受験した理由としては、カリキュラムや教育実習が充実していることです。一年間という短い期間の中でも養護教諭になる上で必要な多くの経験ができるのは、新潟大学の別科だからこそだと思います。

在学中の思い出
 教育実習に別科登山、修了研究など本当に盛り沢山な一年間。その一年間を同じ目標を持った仲間と協力し合い過ごした毎日が一番の思い出です。別科時代を思い出しても、必ず隣には友達がいました。ほとんどの人が県外から来ているので、どこのスーパーが安い!といった毎日の何気ない話から、学校の話。来年からの自分の進路等、色々な話をしました。
本当に楽しく、実りのある日々でした!

教員採用試験対
 まずは一次試験の筆記試験に向けての対策が必要になります。
毎日筆記試験に向けて勉強しましたが、看護師国家試験対策の時と同じくらい勉強したと思います。
 教員採用試験の筆記問題は一般・教職教養・専門の3種類の問題が出ます。専門は看護の知識が生きてきますが、教職教養については教員としての専門分野になるので、これまで一度も勉強したことがありませんでした。法や学習指導要領などが出題されるので、自分で参考書や教科書を使って勉強しました 。
地方自治体ごとに、過去問題集も販売されているので、まずはその問題集と参考書を手に入れることをお勧めします。
また、筆記試験対策と同時に、論作文や集団討論にむけての情報収集も行っていました。
正直、教員採用試験対策は大変でしたが、諦めずに頑張り続けることが大切です。

臨任経験
 別科修了後、地元の公立中学校で臨任として勤務しています。大規模校のため、養護教諭は複数配置です。一緒に組んでいる養護教諭はベテランの方なので、生徒の対応や学校行事での動き等、色々なことを教えてもらっています。着任したばかりの時は、本当に何もかもが初めてでしたが、その度に優しく詳しく教えてくれました。
新任ですぐに一人で働いている人がいる中、複数配置の学校に着任できたことは良かった思います。おかげで、これから一人配置の学校へ行っても、自信を持って働けると感じています。
採用試験が残念な結果に終わってしまったとしても、臨任として学校現場に出た方が養護教諭としての経験を積み上げていけると思います。今振り替えると、本当に臨任として学校現場に出て良かったと思っています。

最後に…
 実際に学校現場に立つと、別科の人には、是非養護教諭になってもらいたいたいと感じます。
経験のない新人の養護教諭でも、看護の知識があれば怪我や病気の救急処置や判断ができます。それを根拠をもって出来るかどうかは本当に大きな違いです。看護師資格を持っているかいないかで、子どもたちに対する対応も変わってきます。
 例えば、学校で怪我をしたり、体調が悪くなったとしても、家に帰ったらどうしたらいいのか。というところまで説明することで、子どもたちの健康に対する自己管理能力を育てることに繋がっていきます。
また、教員や保護者に対して説明するときにも、詳しく丁寧に説明していくことができます。
 現場にたって、日々看護の力の大きさを感じています。だからこそ、別科から養護教諭を目指そうと思っている方には、現場に立ってもらえたら嬉しいです。

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29期生 土田(大岩) 真由美さん
新潟市養護教諭

 別科での1年間はとても楽しい日々でした。振り返ると、毎日とても忙しく過ごしていました。
 私は、看護師として勤務した後、別科に入学しました。入学後はこれまでとは全く異なる環境です。養護教諭は、教育と医療の両方を兼ね備えた存在だと思います。実際に養護教諭として勤務しながら強く実感しています。
 別科では、教育を中心に学びます。戸惑いやつまずきも沢山ありましたが、友人や先生方に沢山支えてもらいました。大変さが、充実感につながったのだと思います。同期は県外生が大半を占めていましたが、新潟大学養護教諭特別別科は県外から入学する方にも優しく親切に対応して頂けると思います。

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