特色
特定連携協力校を中核とした教員養成プログラム
2年間勤務しながら学べる教職大学院
教育現場からの要望の強い「2年間勤務しながら学べる教職大学院」を実現するために、現職教員院生の勤務校を「特定連携協力校」とし、当該校において必修科目を実施、履修を可能にすることができるシステムを作りました。
特定連携協力校を活用したシステムの概要
- 2年間勤務しながら学ぶ現職教員院生の勤務校を充当します。
- 研究者教員と実務家教員が当該校に赴き、共通必修科目を実施します。
- 特定連携協力校の学校課題を授業の対象とします。
- 授業を特定連携協力校の教員にも開放します。
期待される効果
- 理論と実践の緊密な往還を図った学びを実現できる。
- 当該校の授業改善・学校改善に資することができる。
- 各院生に自校とは異なる学校の実情を学ぶ機会を提供できる。
- 地域に密着した教育課題の解決や学校間、教員間ネットワークの拡張など地域への波及効果が大である。
特定連携協力校で学ぶ大学院生の履修イメージ
簡略図
より詳しい図
特定連携協力校
カリキュラムの特徴
総合大学の強みを活かしたカリキュラム
学内の他学部をはじめ、附属学校、新潟県および新潟市教育委員会、連携協力校、各種関係機関(教育センター、相談センター、特別支援教育サポートセンター、地域生涯学習施設等)と連携した取り組み、カリキュラム開発を行っています。
必修第6領域に『特別支援教育に関する領域』を独自設定
新潟県の喫緊の課題である特別支援教育を受ける児童生徒の増加や特別な支援を要する児童生徒個々の教育的ニーズの多様化の中で、各学校での特別支援教育を円滑に推進し得る専門的力量をもつ人材の育成を目指します。
チームによる指導体制
- すべての科目を教育分野の研究者である「研究者教員」と、教員としての経験を持つ「実務家教員」とのチーム・ティーチングで実施します。
- 実習科目の履修にあたっては、大学指導教員(研究者教員・実務家教員)、大学院生(学部新卒・現職教員)、実習校指導教員がチームを組んで実習と省察の指導にあたります。