長澤研究室の取り組み(2009年度からの3カ年計画)


22年度の取り組み

重要なお願い
【研究協力者の参加のお願い】
 新潟大学教育学部特別支援教育では、広汎性発達障がいの方々が社会的な場面で生じる様々な困難に対して、自ら対処する方法を身につけるためのプログラムの開発を計画しています(研究代表:長澤正樹/研究分担:有川宏幸・増澤菜生)。

【研究の参加条件】
・新潟市近郊にお住みで、社会的な場面でのソーシャルスキル、対人関係スキルを改善したいと「本人」がのぞんでいる方
・広汎性発達障がいで年齢相応の金銭管理技能・読み書き技能・計算技能がある、15歳以上30歳以下の方(高校生以上)
・医師から広汎性発達障がいの診断を受けたことのある方が望ましい
※申し訳ありませんが、新潟大学までの交通費は各自のご負担となります。
【募集期間】
 5月31日(募集予定人数に達し次第締め切りにさせていただきます)

※研究の詳しい内容は次の通りです

21年度からの取り組み
 
1.COMPAS Collaboration Model with Teachers and Parents to Support Children with Disabilities: 障害のある子どもと関わる教師や親への支援を目的とした協働モデル
 問題行動のある子どもに対応するための基本的な指導モデルを研究しています。くわしくは、「こうすればできる問題行動対応マニュアル」をご覧ください。
 さらに、授業妨害など授業中の問題行動への対応モデル、COMPAS を実践しています。対応のためのチェックリストを作成し、さまざまな問題行動について、包括的な対応を検討していきます。

2.NIP-SKIP 新潟大学方式 親のスキル訓練プログラム Niigata University Parent Skills Training Program
 障害のある子どもを持つ親を対象とした、親支援のためのプログラムを開発し、実施しています。今年度は、すぐに作成できる自作教材を予定しています。
 内容、申し込みは附属特別支援学校です。アップしたときにアナウンスいたします。

3.チャレンジルーム
 特別な教育的支援を必要とする中学高校生を支援する活動です。活動状況などくわしい情報はチャレンジルーム」のページをご覧ください。
 
4.特別支援教育を支援する事例データベース・システム
 長岡技術科学大学との共同研究です。発達障害通級指導教室で教育を受けている子どもの支援について、Web上で事例検討するシステムです。今年度、新しいシステムを導入し、ICTによる、より充実した特別支援を検討します。

5.発達障害のある人を対象とした社会人講座
 発達障害親の会主催の講座です。就労をめざす発達障害のある人を対象とし、フリーマーケットや職場実習などを通して、実際に就労を可能にするプログラムを研究します。

*業績一覧です

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