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主要構成種
副次的構成種
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まず,マングローブとはなにか?
旺文社の国語辞典では「熱帯地の泥土質の海岸に密生する森林」とあります.この森林を形成する植物たちのことをマングローブ植物と呼びますが,マングローブ植物の定義は研究者によって異なり,種数は世界の熱帯・亜熱帯に60-80種程度とされています.
定義の一例:Tomlinson(1986)
1)汽水域に生育する
2)生態系の主な構成要素で純群落を形成する
3)環境に適応した特殊な形態(気根,胎生発芽)を示すものが多い
4)対塩性の特異的な生理現象を示す
5)分類学的に近縁の内陸種とは少なくとも属レベルで異なる
これをふまえて,西表島のマングローブ植物たちを見てみると・・・
主要構成種
ハマザクロ科 ハマザクロ(マヤプシキ)←今回観察できず
ヒルギ科 オヒルギ
メヒルギ
ヤエヤマヒルギ
シクンシ科 ヒルギモドキ
クマツヅラ科 ヒルギダマシ
ヤシ科 ニッパヤシ
副次的構成種
トウダイグサ科 シマシラキ
アオギリ科 サキシマスオウノキ
ミソハギ科 ミズガンピ
イノモトソウ科 ミミモチシダ←今回観察できず
詳しいことは専門書に任せることにしてバシバシ写真を載せていきましょう