新潟大学教育学部芸術環境講座 横坂研究室
プロフィール著書論文アーツマネジメント系プロジェクトコラム「プリズム」担当講義リンク集
コラム プリズム

「ヨコ研卒業、その後」

髙井ありす

 横坂先生、研究室の皆さま、お久しぶりです。そして今年度のプロジェクトの成功、おめでとうございます。「奏」「地中海の風」のコンサートを運営する後輩たちの成長した姿を見て、私もとても元気をもらいました!

 私は、3月からNHK新潟放送局でディレクターとして働いています。主な仕事は、平日18時10分から放送される「新潟ニュース610」内のコーナーの制作です。「このイベントを紹介したい!」「この取り組み面白そう」と思ったものについて下調べをし、企画の提案をします。実際に取材に行き、くわしい話を聞きます。カメラを持って撮影に出かけることも。放送に向けて計画を立て出演者やスタッフと打ち合わせをし、演出やコメントも考えます。そして撮影の現場でとりまとめをする…という流れで日々業務に取り組んでいます。オーケストラでいうと指揮者のような役割でしょうか。

 番組作りでは多くの人と関わります。もちろん様々な意見を持った人たちとです。その中できちんと話し合い、皆さんが納得してそれぞれの仕事に取り組める現場づくりをしていきたいと日々考えています。そうしてできた番組が放送され、視聴者から反響があったときはとても嬉しいです。仕事を始めてすぐ、上司から「ディレクターは、伝えたいものについて現場の誰よりも知っていなければいけないよ」とアドバイスを頂きました。その時、学生時代に横坂先生がおっしゃっていた「コンサートの広報をするときは、あなたがまずその魅力を十分に理解しないとね」ということを思い出しました。日々学ぶことばかりですが、長かった就職活動にもめげず、今もこうして毎日奮闘できているのは、横坂研究室で数々のプロジェクトに取り組んできた日々があったからです。

 横坂研究室で培った力は、社会人になったときに必ずどこかで役に立ちます。後輩のみなさんも、ここでの時間を大切に、学生生活を楽しんでほしいと思います。何かあったらいつでも相談してくださいね!

髙井ありす

「音楽って楽しいもの、人の心を豊かにするもの」

金子咲峰

 2018年3月に新潟大学を卒業し、早いもので約半年が経ちました。横坂先生、そして横研の皆さんはお変わりなくお過ごしでしょうか。

 私は現在、新潟県燕市の中学校で音楽科の教諭として働いています。全校生徒は600人以上で、故郷の佐渡島の学校とはあらゆる点が異なりますが、金物が盛んな街ならではの文化に触れながら新鮮な日々を送っています。1年生の副任・吹奏楽部の顧問を担当しており、教材研究、授業準備に加え生徒指導、部活指導など、「私って本当に音楽教師?」と疑うことも。(笑)

 学校で一番の新米教師の私ですが、笑顔の絶えない子どもたちと職員に恵まれ、毎日楽しく過ごしております。授業では子どもの想像力・感性に驚かされ、予想しない答えに戸惑いながらも毎回新しい発見をもらいながら日々勉強させていただいています。大学時代に音楽について学んだことを生かし、横坂先生の授業で使用されていた曲を鑑賞の授業に応用させていただいたり、吹奏楽部の定期演奏会の際に、ホールとのやりとりはもちろんですが、演出や台本作成まで担当させていただいたりしました。

私は、「音楽って楽しいもの、人の心を豊かにするもの」ということを子どもに実感してほしくて、教員の道を選びました。その根底にいつもあるのは、大学時代に行ったコンサートシリーズでのお客様やアーティストの方、そして横研のみんなの笑顔です。そしてその笑顔のために必死になって考え悩み、前に進もうとした経験が、今の私のがんばる源になっています。将来その笑顔の輪に入ろうと思う子どもが少しでも増えれば、と願い今音楽を伝えています。

 最後になりましたが、音楽の素晴らしさ、それを伝える素晴らしさを経験させてくださった横坂研究室には本当に感謝しています。ありがとうございました。皆さんにとって横坂研究室での学びが、未来での自分を根の部分で支え、つらいときは心を温めてくれる、そんな存在になっていくことを心から願っています。

金子咲峰 金子咲峰

「学生のうちに…」

佐藤郁

 大学を卒業して、早いもので8ヶ月が経ちました。皆さんお変わりないでしょうか?今年の活動の様子は、SNSで拝見しました。

 私は今、公益財団法人相模原市民文化財団が指定管理者となっている相模女子大学グリーンホールで、事業の企画や運営を担当させていただいております。初めての土地でいろいろと慣れないこともありますが、横坂研究室に所属してからずっと憧れていた仕事のスタート地点に立てたことがとても嬉しいです。

 グリーンホールには2つのホールがあり、クラシックのコンサートや歌舞伎、演劇など幅広い分野の自主事業が行われています。この文章を書く2ヶ月ほど前には私が初めて担当した演奏会がありました。出演者との契約からチラシ・ポスターの作成、チケットの配券業務…公演当日まではあっという間でした。今は企画担当としてまだまだ未熟ですが、横坂研究室の先輩方、後輩達に負けないように頑張りたいと思います。

 横坂研究室で学んだことは多く、どれも今の私の力になっていると感じています。中でもプロジェクトやインターンで出会った方との繋がりや、横坂先生のクラシックレパートリーテスト、公演準備などで培った「やる時はやる」根性は、後輩の皆さんにも大事にしてほしいと思います。そしてぜひ、りゅーとぴあにたくさん足を運んでいろんなジャンルの公演を見ることをおすすめします。学生料金の今がチャンスですよ。

 これからどんな道に進むにせよ、後輩の皆さんには今自分が興味を持っていること、やってみたいことをとことんやり尽くしてほしいと思います。それが直接、将来の役に立つかどうかは分かりません。しかし、「自分はこの分野をこれだけやった」と胸を張って言えることがあれば、それは何かにチャレンジする時にきっと背中を押してくれるでしょう。最後になりましたが、来年度以降の皆さんのプロジェクトも楽しみにしています。頑張ってください。

佐藤郁 佐藤郁
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