新潟大学教育学部芸術環境講座 横坂研究室
プロフィール著書論文アーツマネジメント系プロジェクトコラム「プリズム」担当講義リンク集
コラム プリズム

「ゼロからのスタート」

岩尾果林

 横坂先生、研究室の皆さんお久しぶりです。お変わりなくお過ごしでしょうか。学ぶべきことばかりの新たな生活の中で、皆さんのプロジェクトの様子をSNS等で拝見し、素敵なご活躍に日々エネルギーをいただいています。

 さて、私は4月にアーツポート企画株式会社に入社し、音響効果のお仕事に携わり始めました。音響効果というのは、例えば、かわいい動物の映像で流れている音楽、ニュースのテロップが出る際に合わせて出てくる効果音といった、さまざまな「音」で映像を彩るお仕事です。

 現在、私は都内のテレビ局で生放送のニュース番組のオンエア業務を勉強中で、番組内で使用するSE・BGMの種類や出すタイミング、BGMを選ぶ際の考え方・編集等を先輩に付いて覚えている段階です。状況が刻一刻と変化する生放送の中でミスをしないよう業務をこなすのは緊張感と集中力、そして多くの経験を要することを痛感しながらも、大きな舞台裏を支えるやりがいと、クオリティをどこまでも追求していける面白さを感じています。

 また、作品を少しでも良くするため、多くの音を使いこなせるようになるために、「音楽を聴くこと」も大切な業務です。大学時代はクラシック(特に横坂先生のレパートリーテスト)だけでも覚えるのに苦労していたのに、今度はありとあらゆる音楽を相手にせねばならず、あまりにも茫洋とした音の世界に、早くも気が遠くなる時もありますが、一歩一歩積み重ねていきたいと思っています。

 自分は就職活動の際、プロジェクトのチラシ制作などを通して興味を抱いた「デザイン」を「音」でできないかと考えた結果、音響効果という答えにたどり着きました。(音響効果はサウンドデザインと言い換えることもできます。)

 横坂研究室のプロジェクトでの学びはアートマネジメントの枠だけに囚われない、視点を変えればどんな方面にも活かすことができるものだと私は思います。横坂研究室での学びが皆さんそれぞれの人生の価値観につながるようなものになるよう、心から願っています。

岩尾果林 岩尾果林

「環境に感謝すること」

岩崎仁美

 横坂研究室の皆さんお久しぶりです。お元気でしょうか?今年度の活動はFacebook等で拝見させていただいております。プロジェクト第1弾の成功の波に乗って、最終公演まで皆さん力を合わせて頑張ってください。

 さて、私は現在長野市にある長野市芸術館で働いています。長野市芸術館は、長野市民の皆様に長年愛されてきた「長野市民会館」から、新しい文化の交流・創造拠点として2016年に新たにオープンしたばかりの公共ホールです。その中で私は「リサイタルホール」という音楽専用ホールの貸館業務を主に担当させていただいています。このホールは座席数が293席とあまり大きくないホールですので、地域のピアノの発表会など市民の皆様のご利用がとても多く、市民の皆さんと多く触れ合える機会を頂ける環境で働いています。その触れ合いの中からいただく市民の皆様のご意見は、時には受け止めるのが辛い時もありますが、ダイレクトにその声を聞くことによって、この長野市芸術館の良い所も、もっとこうして行くべきなのではないかという事も見つけることができます。そのため市民の皆様からの声をバネに、このホールをもっと良い物にして、このホールが長野市にあって良かったと、1人でも多くの方から思っていただけるようにしたいと奮闘しています。

 また、この仕事を初めて実感しているのは、横坂研究室で学んだことがとても役に立っているということです。この業界には新卒採用制度というものはほぼ存在しません。実際に私も働き始めて研修などほとんどない状態で業務に携わらなければならないという状況に直面しました。しかしその中でもなんとか業務をこなせているのは、研究室で行ってきた数々のプロジェクトを経験出来たからだと痛感しています。企画制作から本場対応までを大学4年間で身に着けることができたから、今私は働くことができているのだと思います。

 そのため後輩の皆さんも横坂研究室で真剣にプロジェクトに取り組めば、おのずとこの力は身に付くと思います。自分が恵まれた環境にいるという事を忘れずに、プロジェクトの様々な役割を通して多くのことを吸収し、胸を張って社会に出て行けるようにしてください!困ったことがあれば何でも相談してくださいね。それでは、今年度のプロジェクト、最後まで成功するように陰ながら応援いたします!

岩崎仁美 岩崎仁美

「たくさんの出逢いと縁」

飯岡綾菜

 横坂先生、横坂研究室の皆さんお久しぶりです。今年のプロジェクトも無事開幕し、今後の企画の成功に向けて日々様々な努力をしている最中かと思います。皆さんの個性が溢れる企画をこれからも楽しみにしております。

 私は現在、株式会社サイトというところで働いております。この会社では主に「にいがた総おどり」「アート・ミックス・ジャパン」という2つのイベントの企画・運営に携わっております。縁あって、大学生時代からこちらのイベントに携わることができ、このお祭りのコンセプトでもある〜次の世代の子供達のために〜という想いに深く共感し、この会社への入社を決意しました。いわゆる一般的な会社とは全く形態が異なるため、一般常識が通用しない世界ではありますが、その分、普通の会社では経験できないようなことをたくさん体験できて、毎日がとても充実した生活を送っております。

 私は卒業間際まで就職先が決まらなかったのですが、最終的にこの会社に入ることが出来たのは、偏に人との繋がりのおかげだと思います。人は一人では生きてはいけない、とよく言われますが、本当にその通りなのだとここ数年強く感じることがあります。一緒にプロジェクトの企画や運営をしてくれる仲間がいて、それを支えてくださる方がいて、プロジェクトに何かしらの形で協力してくださる方がいて、公演を楽しみにしている方がいて。大学生時代には気づけなかったくらい、多くの人から自分たちは支えられていたのだと、時折考えることがあります。

 今まで続けてきたクラシック音楽と必ずしも直結しない世界ではありますが、高校生の時から興味のあったイベント運営会社に入ることが出来たのは私自身非常に嬉しい出来事でした。プロジェクトや大学生活を通して出会った方々、これから出会う方々、ぜひたくさんの人との縁を大事にしてください。一つ一つの繋がりがきっと皆さんの成長に繋がっていくと思います。

 今年のプロジェクトの成功、そして皆さんのこれからのご活躍を陰ながら応援しております。

飯岡綾菜 飯岡綾菜
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