新潟大学教育学部芸術環境講座 横坂研究室
プロフィール著書論文アーツマネジメント系プロジェクトコラム「プリズム」担当講義リンク集
コラム プリズム

「社会人になって感じること」

伊藤 由芽

 2013年3月に横坂研究室を卒業し、早いもので3カ月が経ちました。4年間お世話になった横坂先生、そして研究室在籍の皆さんはお変わりなくお過ごしでしょうか。

 私は今、阿賀野市役所の税務課に配属され、市民税の賦課に関する仕事を担当しています。住民税が正しく申告されているかどうかの調査をはじめ、賦課するために必要な処理や調査結果の報告など、税金についての知識が問われるものばかりです。また、お客様に文書や電話で問い合わせることや窓口にて直接対応することも多く、お客様に説明する場面が当たり前のようにあります。お客様の財産を守るために、誰の目から見ても安心できるような仕事をしなければならないと、社会人としての責任を感じています。

 大学時代に学んだ「音楽マネジメント」と仕事で関わっている「税金」――

 最初は全く接点がないものだと思っていましたが、仕事していくうちに大切な共通点を見つけることができました。それは「多角的に知識を深めて、それをお客様にわかりやすく表現すること」の重要性です。 横坂研究室での活動を通して、お客様にわかりやすく伝えるにはどのように工夫すれば良いのか何度も悩みました。そして自分で知識を広げるだけでなく仲間と意見を交換しながら何度も考えました。仕事においても同様に悩むことが多々ありますが、これらの経験があることで物事を追究する力が身についたのではないかと実感しています。

 知識ゼロの状態で研修もないまま仕事が始まり戸惑うことばかりでしたが、周りに助けられながら今日まで仕事をこなしてきました。まだまだ勉強不足だと感じていますが、毎日新しいことを覚えていくのが新鮮です。後輩の皆さんも壁にぶつかることが数えきれないほどあると思いますが、ぜひ諦めずに仲間と助け合いながら物事を追究してみてください。今後の皆さんの活躍に期待しています。

  
伊藤 由芽 伊藤 由芽

「わたしの大学卒業後」

栗岡 美央

 2013年3月に横坂研究室を卒業した栗岡美央です。大学の友人や後輩と連絡を取り合ったりしていると、卒業して数カ月ですが、すでに学生時代を懐かしく感じます。

 私は大学を卒業後、株式会社 第四銀行に就職し地元である新潟県上越市の高田営業部に勤めております。そこは約70~80名の行員が勤務しており、第四銀行の中でも“営業部”という名の付く大きな営業店です。また自宅から10分程の所にあるので毎日徒歩で通っています。

 銀行はよく忙しいと言われますが、その忙しさは想像以上でした。会話や電話は早口、移動は小走り。2つ3つの作業を同時に行うことも日常的にあります。4月の初めの内は先輩や上司の言動のスピードについていくことでいっぱいでした。また、大学時代に学んできた音楽とは全く違う金融の分野でしたので2カ月たった今、やっと周囲の話の内容が分かるようになってきた様な状況です。

 これまでの文章では金融系って、あるいは他の分野での就職って大変そう…。というあまり良くないイメージになってしまうかもしれません。でも決してそんな事はありません。毎日新しい事が学べ、自分の知らなかった世界がだんだん見えてくるようになる事は、とても刺激があります。また、全く関係の無い分野ですが「お客様に喜んで頂けるサービスをする」という点で共通点があると思います。お客様を良く知り、その方に一番喜んで頂ける最高のサービスや方法を考えるという事は、コンサートを企画するであっても、金融商品をご提案するであっても共通して常に考えるべきことであると思います。ですので、これから就職をされる皆さんは横坂研究室に居ることに胸を張って自分のやりたい仕事に向かって行って頂きたいと思います。

 最後になりますが、学生のみなさん。時間のある内に自分の好きな事に思う存分時間を使ってください。それは寝ることでも、食べることでも、出かけることでも構いません。みなさんが好きな事を好きなだけ出来るのは本当に今の内ですよ!充実した学生生活を送ってくださいね。

  
2013年3月の卒業謝恩会で、研究室卒業生&横坂先生とのファイヴ・ショット
2013年3月の卒業謝恩会で、研究室卒業生&横坂先生とのファイヴ・ショット

「社会人になった今」

志田 美和

 2013年3月に新潟大学を卒業し、4年間の思い出に浸る間もなく社会人になり2ヶ月が経ちました。私は今、県内の株式会社丸山自動車にて研修の日々を過ごしています。会社名だけではピンと来ない方がほとんどだと思いますが、当社は「車検のコバック」を中心に車検、鈑金、車両販売、保険など車に関する幅広い事業を展開しています。

 私は車検のフロントを志望していますが、研修ではその他にも車販の営業や整備の軽作業など専門外の仕事もたくさんやらせて頂いています。毎日が新鮮で常に新しいことを吸収しています。

 中心となっているのはやはりフロントの仕事ですが、新入社員はまず車検ご予約の受付デビューから始まります。受付業務の中でも難関と言われているため出だしから苦戦しましたが、先日無事デビューすることが出来ました。数ある車検専門店の中で当社を選んでくださり、また私にご予約をして下さることに日々感謝しています。

 音楽をやってきてなぜ車業界に?と周りからよく聞かれますが、正直、私自身車が特別好きというわけでもなく知識もゼロに等しいまま足を踏み入れました。「地域一番店」を掲げているところに1番の魅力を感じましたが、今思うとそれはマネジメントの経験が大きかったのかもしれません。「みゅーじっくろさき」「Lien」にそれぞれ1年ずつ携わりましたが、毎回西区民の皆さんを中心に多くの方々に足を運んで頂き、笑顔で帰られる姿を見てきました。自分たちの取り組んでいることが地域の方々の笑顔に変えられることがこんなにも嬉しいことだと知り、業種は違ってもその気持ちを今の職場で発揮しています。

 車検は2年に1度の大きな出費であり、お客様にとってはとても嫌なものです。その不満を満足・感動に変え、安心と信頼を提供することが私たちの仕事です。

 今はまだ勉強あるのみですがこれからコツコツと知識と経験を増やしていき、お客様から「志田さんに任せて良かった」という声が聞ける日を目指していきます。

  

「東京での社会人1年目」

森田 梨佐

 2013年3月に横坂研究室を卒業した森田です。東京に出てきてから早いもので4ヶ月が経とうとしています。卒業式の謝恩会でダンスを踊ったことが遠い昔のように感じられます。

 さて、私は現在「財団法人地域創造」というところに勤務しています。ここでは全国の公共ホールの支援等、芸術・文化に関わるさまざまな事業を行っています。私は公共ホール音楽活性化事業、通称"おんかつ"を担当しています。中でも主に担当しているのは新潟市の「りゅーとぴあ」で実施している「政令指定都市モデル事業」です。

 おんかつは、地域創造の登録アーティストを全国の市町村に派遣して行っている事業ですが、この政令指定都市モデル事業は政令指定都市の状況も踏まえ、地域でオーディションを行いそこで選ばれた地元アーティストによって市内の小学校等へのアウトリーチを行うという事業です。地域創造でこのような地元アーティストを活用した事業は初めての試みなので、過去の事業から参考にできることが少なく進めていくのが難しいですが、今後のケースを作っていく大変やりがいのある事業でもあります。

 もう一つ担当しているのがニュースレターの取材と記事作成です。「地域創造レター」という毎月発行しているニュースレターがあるのですが、その中の「地域通信」というページで全国の公立文化施設等の自主事業を紹介する記事を書いています。毎月どのような事業を紹介するか情報収集・会議をし、掲載の決まったものを電話取材して記事を作成します。毎月締め切りに追われる大変な仕事ではありますが、全国にはどんなホール・美術館があってどのような自主事業を行っているのか非常に勉強になります。私も将来的にはどこかのホールで地域を活かした独自性のある企画を作ってみたいと思っています。

 働き始めた最初の頃は、慣れない東京での生活もあって休日は家でぐったりしていましたが、最近では東京で開かれているコンサートや美術展などにも少しずつ足を運ぶようになりました。東京ならではの恵まれた文化環境を、東京にいるうちに満喫したいと思います。同時に仕事を通して地方の文化環境のあり方についても考えていきたいです。

 まだご報告できることが少なくて申し訳ございませんが、後輩の皆さんもどんなに回り道をしても良いと思うので自分の信じる道を突き進めるよう応援しております。

  
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