新潟大学教育学部芸術環境講座 横坂研究室
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コラム プリズム

転職という転機を迎えて

長谷川温子

 2007年に新潟大学を卒業し、早いもので5年が経ちました。

 つい先月まで約5年間、移動機開発におけるスケジュール管理やリスク管理等のマネジメント業務を行っておりましたが、自分を見つめ直す機会があり、転職活動の末、先日、WEBデザイナーとして、新しいスタートを切りました。 技術もデザインもまだまだ未熟ですが、転職中のこと、そして今考えることを、少しお話ししたいと思います。

 転職を考え始めたのは、約1年半前。 就職氷河期と呼ばれる時代に、新しい業界に足を踏み入れるのは、正直不安でした。 しかし、時代や年齢を言い訳に諦めたら後悔すると思い、まずは、外部のスクールで、WEB制作のスキルを勉強することにしました。

 WEBの構成すらも知らない、0からのスタートだったため、覚えなければいけないことは山ほどありましたし、その膨大な量に、投げ出したくなることもありました。 そんな時は、「目の前の課題を1個ずつ着実に消化していけばいい。」 そう考えると、少し気が楽になりました。 もちろん、全体を見ての優先付けや要否判断があっての話ですが、こうした全体を俯瞰する目と細部に注目する目、これは、様々なことにおいて、重要なことだと考えます。

 WEBサイトは、それを使う人、クライアント、制作者と、様々な人・企業が関わる中で、様々なニーズや思惑が発生します。 これは、様々なイベントの企画においても同様で、観客・演奏者・企画者がいる中で、どれか1つに偏らないよう、それぞれの立場でものごとを捉えることで、全体のバランスを見て、構成を考えることができ、細部にまで気を配ることで、クオリティの向上に繋がると考えています。

 学生時代、こうした様々な立場の方たちと関わり、企画・制作に携われたことは、今振り返っても、本当に貴重な経験をさせて頂いたと思っています。遠くからですが、これからも素敵な取り組みを楽しみにしています。

  
転職活動中に作成したページ 転職活動中に作成したページ
転職活動中に作成したページ

新しい生活のスタート

渡邉悠

 2012年3月に修士課程を修了しました渡邉悠です。6年間お世話になりました横坂先生をはじめ、こちらをご覧になっている卒業生の皆様や研究室在籍の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 私は学部時代に音楽マネジメント、大学院で音楽学を専攻しておりました。そんな私は現在、在宅介護を行っている株式会社やさしい手 に就職し、新潟県上越市に勤務しております。そこは7月にオープンしたばかりの施設で、外装だけでなくご入居者様もすべてご新規の方、内部のシステムも全てがこれから立ち上がっていくところに私は配属されました。そういったたいへん刺激的な環境の中で、入社して間もない自分に何ができるか、と常に考えながら私は仕事をしています。ご入居者様の身体介護が日々の主な内容ですが、その他に月に一度開かれる季節もののイベントは、私を含めた新入社員4人が中心となって企画・運営しています。7月は流しそうめん、8月は縁日を行いました。企画立案・予算案作成・ご入居者様とご家族様へ向けたチラシ作成など、マネジメントで行ってきたことがここでも生きていることに喜びを感じます。

 このような介護業界との出会いは運命的なものがあったと感じています。私は音楽マネジメントで「みゅーじっくろさき」というプロジェクトに携わり、音楽を通した地域交流・まちづくり をコンセプトに活動しました。この経験から私はまちづくりに興味をいだき、さまざまな職種を見てきました。そういった中で高齢化が進む日本において、地域に根差した介護のシステムを作り上げていくことが地域社会への貢献であると考えるようになりました。まさしく私の目指していた まちづくりがここにあったのです。

 出会いや夢の可能性は未知数。これからも自分に何ができるのかを考えながら、一歩一歩人生を歩んでいきたいと思います。

  

ダイハツの本田です!

本田鮎美

 2012年3月に横坂研究室を卒業して、5カ月が経ちました。先日、後輩たちの企画した「Lien 2012」最初のコンサートにお邪魔してきましたが、1年前は自分が企画する側だったのだなぁと、一生懸命な後輩たちの姿を見てとても懐かしい気持ちになりました。

 さて私は今、自動車ディーラーである(株)新潟ダイハツモータースで営業の仕事をしています。名刺には少し格好つけて“カーライフアドバイザー”とありますが、本当にその通りでお客様それぞれに合ったカーライフをご提案する仕事です。

 私の場合は大学で専攻していた音楽とは全く関係のない“自動車”の世界にいきなり飛び込んだので、恥ずかしながら最初は車のことなど知らず、ボンネットも開けたことのない状態でした。しかし、入社したその日から研修もなくショールームに投げ込まれ、5カ月間ただがむしゃらに仕事をしてきました。たくさん勉強もし、車にもずいぶん詳しくなりました。今は自分のお客様も持つようになり、毎日充実した日々を送っています。

 入社した頃は、自動車の営業はただ「車という商品を売る」といった単純な仕事だと思っていましたが、5カ月経った今、少しずつ“カーライフアドバイザー”という仕事の意味を理解し始めています。新潟に住む私たちにとって、今や車は生活していくうえで無くてはならないものです。お客様一人ひとり生活状況も違うので、いかにお客様の生活に合った車を提案するか、そこで営業の力が試されます。車を使った生活を提案していると言っても良いかもしれません。

 大学で学んだ音楽マネジメントと現在の仕事に共通点があると感じるのは、どちらも“プロデュース”するという点だと思います。音楽マネジメントがコンサートやそこに出演する方々をプロデュースする仕事であるように、自動車の営業もお客様のカーライフをプロデュースする仕事です。またそこに人と人との信頼関係がなければならないという点でも、共通していると感じています。

 まだまだ勉強することは山のようにありますが、一人前の営業を目指して頑張っていきます。後輩の皆さんも今しかできない経験をたくさんして、悔いのない大学生活を送ってください。

  
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