新潟大学教育学部芸術環境講座 横坂研究室
プロフィール著書論文アーツマネジメント系プロジェクトコラム「プリズム」担当講義リンク集
コラム プリズム

わたしは今

金井美瑛

 2008年に新潟大学を卒業し、その年の秋に横浜市泉区民文化センターの職員として働きはじめました。今は、同じ横浜にある鶴見区民文化センターで働いています。 主な仕事としては、ホール主催公演の企画・運営、一般の方にホールやギャラリーなどの施設の貸出もしています。
 ただ事務所でパソコンに向かうだけでなく、お客様と直接お話をする機会も多く、いろいろな業務に携わることができます。
 大学を卒業して秋にこの仕事をはじめるまで、自分が何をしたいのか、また何ができるのか、たくさん悩みました。音楽マネジメント以外の仕事も考えましたが、やはり自分が学んできたものを生かしたいと思い、今の仕事を選びました。

 たくさんある仕事の中で私が特に好きなのが、公演のチラシ作りです。 チラシを手にした方が公演に足を運んでくださる姿を見るのが、この仕事のやりがいを感じる瞬間です。

 私がこの仕事に就くきっかけになったのは、卒業研究「For You コンサート」のチラシでした。
 面接のときに持って行った「参考資料」。私にはそのくらいにしか思えなったものが採用の決め手となり、今の仕事ができています。

 今は「チラシ作りが好き!」と言っていますが、最初はチラシの作り方などまったく分かりませんでした。それに加え、ソフトの使い方もチンプンカンプン。
 しかし、せっかくの機会を無駄にはしたくないと思い、ソフトの使い方を勉強したり、デザインの本もたくさん読みました。今も参考資料として、コンサートや演劇、展覧会など、さまざまなジャンルのチラシを集めています。
 アイディアが出ないときは、集めたチラシを見たり、美術館に行ったり・・・自分の好きなもの、興味のあることに触れ、自分の中の「ひきだし」を増やします。

 みなさんもいろいろなことに興味を持ち、それに触れ、自分の「ひきだし」を増やしてください。
 その中にストックしていったものが、自分の感性を磨き、自分を創り上げてくれると思います。

  
参考資料(上)と自分で作成したチラシ(下) 受付でお客様待ち(左)
参考資料(上)と自分で作成したチラシ(下) 受付でお客様待ち(左)

社会人1年目を終えて

和田美奈子

 2011年3月に横坂研究室を卒業し、早いもので1年が経ちました。1年前までLienを企画し運営していた毎日が昨日の事のように感じられます。

 私は今、生まれ育った岐阜県高山市にある飛騨信用組合本店で働いています。高山市は江戸時代以来の城下町・商家町の姿が保全されており、その景観から「飛騨の小京都」と呼ばれ、国内外から多くの観光客が訪れる町です。そんな小京都の中心で私は窓口業務を担当しており、お客様と接する中で多くのことを日々勉強しています。大学で専攻していた音楽とはかけ離れた仕事内容で、金融の知識もなく初めは戸惑うことばかりでしたが、上司や先輩方から丁寧に指導していただき、少しずつですが成長していると感じています。

 飛騨信用組合は業務拡大に伴うスペースの確保や職場環境の整備、顧客ニーズの多様化に対応するため、本店を移築移転する計画が進行中です。そういった中で、組合内もエネルギーに溢れており、刺激のある良い環境で働けています。今後は更に専門的な知識を身につけて、お客様に満足していただけるサービスの提供をしていきたいと思います。

 “音楽マネジメント”と“金融業”はかけ離れていますが、最近、共通する点もあることに気づきました。お客様に満足していただくこと、地域との繋がりを深めること、お客様との信頼を深めること―。お金を扱う仕事ですがその本質は人との関わりです。これらは横坂研究室での活動で常に考え、実践してきたことだと思います。

 今就職活動をしている皆さんやこれから社会に出て働き始める皆さんは不安もたくさんあると思いますが、研究室で学んだことが必ず役に立つと思います。自信を持って頑張ってください。そして、お客様に満足していただけるコンサートをこれからも企画していってください。楽しみにしています。

  
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