新潟大学教育学部芸術環境講座 横坂研究室
プロフィール著書論文アーツマネジメント系プロジェクトコラム「プリズム」担当講義リンク集
コラム プリズム

私の見たNY!〜やっぱり「大きな」NY〜

 
早川知里(音楽表現コース1年)

 ニューヨークどころか海外に降り立つことすら初めての自分を、NYという街はおおらかに迎え入れてくれました。…というクサい前置きはともかく(もちろんこう感じたのは事実です)、今回の旅は自分にとって新鮮な発見・体験の連続でした。

 リンカーンセンター、メトロポリタン美術館、ブロードウェイ・ミュージカルなどNYの主要な文化施設を見学して「人間だけじゃなく、文化に対してもなんて懐の広い街なんだろう」とすっかり驚いてしまいました!NYに居さえすれば、いつでも誰でも気軽にオペラ・ミュージカル・コンサートなどを見られること、美術館が大人から子供まで芸術を楽しめる場になっていること、街中の落書きからジャズレストランにまで、生活の至る所にエンターテイメントの要素がたくさん見つかること…日本で生活している私には羨ましいことばかりです。天気予報やCMですら派手にできているし、彼らの「人を楽しませたい・びっくりさせたい」気持ちは、どうやら筋金入りのようです(笑)

 中でも、ハーレムでのゴスペル体験は圧巻でした!礼拝の最中おもむろに牧師さんが歌い出したのにはビックリしましたが、聖歌隊の皆さん(ステップを踏んで入場するのもかっこいい)から礼拝に来たおばちゃん達まで、みんなノリノリで歌い演奏しているあの空間に一緒にいられたことが本当に楽しかったです。私もタンバリンを持っていればよかったのに!ちなみに、ハーレムで食べたソウル・フードも日本人の口に合っていたようでとても美味しかったです。(塩加減のせいでしょうか?)

 考え方もごはんも大きな(多すぎる!) NYでしたが、実際に行ってみないと分からないような日本との違いも目にすることができ、私は大満足でした。それに、まだまだ色々な発見が詰まっているだろうこの街が、今ではすっかり好きになってしまいました!是非もう一度、足を運びたいです。

MOMAで見たさかさまピアノ(実際に弾いてます) 日本のとは比べ物にならない位上手な…らくがき
MOMAで見たさかさまピアノ(実際に弾いてます) 日本のとは比べ物にならない位上手な…らくがき
 

私の見たNY 〜ニューヨークの街が持つ魅力〜

栗岡美央(音楽表現コース2年)

 初めての海外。わたしは楽しみの中にも、日本ではないことに多少の不安を抱えていました。しかし、到着早々ツアーガイドの島子さんの軽快なトークとニューヨークという街の雰囲気にわたしの不安はあっという間に消え去っていきました。

 ニューヨークの街は想像以上に芸術にあふれる街でした。建物の外観や内装、ちょっとした看板までもが芸術作品で決して日本では見ることのない風景がそこにはありました。それらは日が落ちるとこれでもかという程に光を放ち、眠らない街ニューヨークを演出していました。また、10を超えるブロードウェイのシアター、ジャズ・クラブ、数多くの美術館とコンサートホール。これが全てマンハッタンにあること自体が驚きです。

 ブロードウェイではディズニー映画を舞台化した作品「ライオン・キング」を鑑賞しました。専用のシアターで見るブロードウェイは格別!!ステージ下のミュージシャンと見せるパーカッション、そしてパフォーマーの歌唱力と演技力。観るものを作品の中へ引き込む力がそこにはありました。演出が常に進化していることからもブロードウェイの質の高さを感じました。「いつか全てのブロードウェイの作品を観てやるんだ!!」と心に誓うわたしなのでした。

 ハーレムのゴスペルツアーはこれまた迫力満点。おしゃれに着飾った方々が次々に教会に到着し礼拝を始めます。みなさんそろったところで祈りの歌が捧げられていきます。思い思いに祈りの歌を捧げているので、ツアー参加者の中には思いもよらぬ経験をする者もいました。

 ニューヨークは街も人々も全てが素敵で、もっと滞在していたいと思う気持ちが強く残りました。なぜかよくニューヨーク市民に声を掛けられる(わたしに似合うカバンはどっちかしら?なんてお店で尋ねられたり…)わたしは、もっと英語を勉強してまた絶対に来るわよ!!と強い思いを抱きつつ街をあとにするのでした。

ポスターと一体? 建物自体が一つの作品
ポスターと一体? 建物自体が一つの作品
 

私の見たNY 〜異邦人のきもち〜

江口藍子(音楽表現コース3年)

 生まれて初めての海外に上陸した私は、目に映るものを焼き付けようと首を巡らせるのに必死でした。NYの街は何から何までスケールが大きく、ビル1つ視界に収めきるのも容易ではありません。

 全くの異文化に飛び込むことは想像以上の冒険で、到着後すぐはただファストフードで昼食を買うことさえ脂汗ものの緊張でした。ピン札しか持たず挙動不審な私を見かねて3セントまけてくれたお兄さんのやさしさを、私はきっと忘れません。

 言葉や文化がよく分からないことでこんなに自分の足元が揺らぐんだ、と悔しくなりました。

 滞在期間中はフル回転で、リンカーンセンター見学を初めオペラや美術館、ゴスペル、ジャズ生演奏…など身に余る芸術体験をさせて頂きました。完全なるおのぼりさんの心境だったので正確なレポートは叶わないのですが、ブロードウェイ・ミュージカル「ライオンキング」には何としても触れたいと思います。

 渡航前からブロードウェイの日を心待ちにしていました。本場の英語が乗ったリズミカルで力強い歌や生演奏、生命力溢れる動物たちが客席から登場する演出は、日本のカンパニーとまた違う感動を与えてくれました。所々聞き取れたジョークは軽妙で、英語ならではの表現の面白さを感じました。惜しむらくは、最初のナンバー「Circle of life」に思わず涙していたら動物たちの入場のため客席が明るくなり、鼻水を隠すのに気を取られて一時集中できなかったことです。 

 「何で英語を勉強しなくちゃいけないんだろ」と思うことは中学時代から幾度もありましたが、生きた土壌に実際に立って、自由に意思疎通が出来ないもどかしさを味わうと、その理由が分かります。ミュージカルでも、言葉が分かればもっと作品を理解できるのに、と歯痒い気持ちはありました。

 どこに行っても自分を保つために、またたくさんの素晴らしいものや人と出会うために、少しずつでも勉強し続けたい。長年の疑問にひとつ答えが出せたNY研修でした。

Broadway from Empire State Building
Broadway from Empire State Building
Lion king
Lion king
 

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