作者紹介

●ご挨拶
 新潟県長岡市の生まれで,大学を卒業するまで新潟で生活し,大学院から神戸に出て,その後は大阪で博物館学芸員として6年間働きました.11年関西で生活して,関西のノリ,ツッコミにもようやく慣れてきたところで,再び新潟に舞い戻ってくることになりました.
 専門は植物分類学,保全生物学,植物のインベントリー研究です.研究材料は水生植物を中心に進めています.最近は,博物館の標本種子から絶滅した植物個体群を復元する研究を始めました.
 水辺環境は水路やため池など人間生活と密接に結びついているものが多く,開発や水質汚染などによる環境の悪化により現在,危機的な状況になっています.環境省による全国版のレッドデータリストでは日本産の水草は約ニ分の一の種類が絶滅危惧種に指定されました.私たちの研究室では、水生植物をはじめとする絶滅が危惧される植物や貴重な植物群落の保全に関する仕事も進めていきたいと考えています.
 植物好きの人,自然の不思議を調べてみたい人,いつでも研究室に遊びに来てください.熱意ある皆さんと自然を一緒に学び,研究できることを楽しみにしています.

●略歴
1978年7月  新潟県長岡市に生まれる
1997年3月  新潟県立長岡高校 卒業
2001年3月  新潟大学理学部 自然環境科学科 卒業
         卒論は「新潟県頸城湖沼群の植物相」
2003年3月  神戸大学自然科学研究科 生物学専攻 博士前期課程 修了
         修論は「ヒメコウホネおよび近縁種の分類学的再検討」
2003年4月  神戸大学自然科学研究科 生命科学専攻 博士後期課程 入学
         博論は「コウホネ属(スイレン科)の分類学的再検討および種間交雑に関する研究」
2006年3月  神戸大学自然科学研究科 生命科学専攻 博士後期課程 単位取得退学
2006年4月  大阪市立自然史博物館に学芸員補として赴任 
2007年4月  大阪市立自然史博物館 学芸員
         博士(理学)(神戸大学・論文博士)
2012年3月  大阪市立自然史博物館 退職
2012年4月  新潟大学人文社会・教育科学系 准教授(教育学部・大学院教育学研究科)


左の写真:若き日の私(23)とコウホネ(新潟県豊栄市福島潟にて;間島絵里子氏撮影).
右の写真:現在の私(28)と娘(2)とオグラコウホネ(兵庫県三田市にて).娘がもっているのはオグラノフサモ.

現在,33歳青春真っ只中!
「努力・根性・義理・人情」をモットーに日々植物屋道を邁進しております(邁進しているつもりであります).

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